ダスキル クリーム (テルビナフィン)

ダスキル クリーム (テルビナフィン)は、真菌感染症の治療に使用されます。

ダスキル クリーム (テルビナフィン)は、真菌細胞膜の保護カバーの構成を阻止し、真菌の成長を停止させることで作用します。

• ダスキル クリーム (テルビナフィン)を塗布する前には、手を洗い患部を徹底的に洗浄し、乾燥させてから塗布して下さい。
• 顔面にテルビナフィンクリームや軟膏を使用しないでください。
• 目にダスキル クリーム (テルビナフィン)が入らないようにご注意下さい。誤って入ってしまった場合は、直ちに水で目を洗浄し医師の診断を受けてください。
• 妊娠中、あるいは妊娠を計画しているか、授乳中である場合は医師にご相談下さい。
• テルビナフィンまたは他の成分にアレルギーがある場合は、使用できません。

Q.テルビナフィンはステロイド剤やサルファ剤ですか？
テルビナフィンは抗真菌薬です。ステロイドのような化学構造や効果はありません。テルビナフィンの化学構造と作用機序はサルファ薬とも異なります。

Q.ダスキル クリーム (テルビナフィン)はどのように使用しますか？
ダスキル クリーム (テルビナフィン)による治療期間は、感染の重篤度、感染地域および個々の反応により変化します。使用期間については、医師の指示に従ってください。

テルビナフィンはラミシールのジェネリック薬品になりアリルアミン系の抗真菌薬です。水虫やカンジダといった皮膚真菌症の治療に用いられます。 ラミシールには液剤、スプレー剤、クリーム剤、錠剤タイプがあります。体の部位により使い分けてください。外用抗真菌剤では治療が困難な場合には経口薬を用いるようにしてください。 真菌の細胞膜成分の生合成するための酵素を阻害し、菌の増殖を抑えます。効果の発現が早く、1日1回の使用で済みます。肝障害と血液障害の副作用に注意が必要です。アリルアミン系の抗真菌薬です。真菌細胞内への移行性に優れ、低濃度で強い抗真菌活性を示します。 テルビナフィンの分子式はC21H25N•HClです。テルビナフィンは無臭で、酢酸、メタノールに溶けやすくジエチルエーテルに溶けにくい性質を持ちます。 カビの仲間である真菌の代表的な皮膚病として水虫などがあります。とくにこの種類の真菌を白癬菌・皮膚糸状菌いい、水虫は足白癬と言われます。その他、部位によって体部白癬（ぜにたむし）、陰股部白癬（いんきんたむし）、頭部白癬（しらくも）、カンジダ症、など真菌性皮膚病としてあげられます。また、脂漏性皮膚炎にも効果があることが分かっています。 水虫は多くの方がかかっている真菌性皮膚病のひとつです。白癬菌は角質の中に含まれているタンパク質を栄養源にしています。足の裏の皮膚は1ミリと他の部位に比べて特に厚いので水虫（白癬菌）の大好きなエサがたくさんで澄みやすい環境なのです。足の皮膚は特に厚いために、完治するまでに長い時間がかかることもあります。根気よく治療を続けることが大切です。お薬での治療の他に、患部を清潔に保ち、乾燥させること。このことを日々続けることも重要です。家族内での感染を防ぐためには、靴下、バスマット、トイレのスリッパなどを洗濯して清潔に保ちましょう。家族の中に水虫の人がいる場合は、一緒に治療しましょう。処方されたお薬を１週間使用しても改善が見られない場合は、水虫ではない可能性もありますので、医師に診てもらってください。 カンジダとは酵母の一種で、感染すると白いおりものが大量、かゆみ、においなどの症状があります。カジンダは通常の生活範囲内にも存在するカビの一種で膣や外陰部にも存在します。体力や免疫力が落ちているときや抗生物質の使用などにより、体内の環境バランスが崩れた時に発症しやすいものです。トイレやフロ、食器の共有などで感染することはありません。出産時にカンジダ感染していると赤ちゃんの口腔内にカンジダが繁殖してしまうことがあります。また、胎内で先天性皮膚カンジダ症を発症することもありえます。また、男性のカンジダは亀頭包皮炎の原因菌のひとつでもあります。症状として亀頭から包皮にかけての発み、かゆみ、恥垢が増えるなどがあります。カンジダは不潔にしていたり、性交渉を頻回に行ったり、抗生物質、抗がん剤使用、ステロイドホルモン使用、糖尿病、妊娠中などで起こりやすくなります。気になる症状があると思ったら、速やかに医師の診断を受けましょう。

本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。
他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。
妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。
お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。
服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。
開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。

ひどいただれなどや傷がある場合の使用は慎重に行う必要があります。

水虫の治療には根気よく続けることが大切です。水虫の完治には半年～１年以上かかることもあります。医師の指示に従って塗布を続け、「よくなってきたから」などの自己判断で止めてしまうなどはしないようにしましょう。また、塗布の際に少し広めに患部に塗布することも心がけましょう。