ラシックス注射
ラシックス注射は利尿薬です。 高血圧および高カルシウム血症の治療に使用されます。
ラシックス注射
フロセミド, Furosemide
フロセミド注「ミタ」２０ｍｇ, フロセミド注２０ｍｇ「タイヨー」, フロセミド注２０ｍｇ「トーワ」, フロセミド注２０ｍｇ「フソー」, フロセミド注２０ｍｇシリンジ「タイヨー」, ラシックス錠２０ｍｇ, ラシックス錠４０ｍｇ, ラシックス注１００ｍｇ, ラシックス注２０ｍｇ, ラドンナ注, ロープストン注２０ｍｇ, Lasix
2ml x 10
サノフィインド
注射
10mg/2ml
インド
607
【ラシックス注射】 食事の有無に関わらず服用できますが、いつも一定の時間に服用されることをお勧めします。
【ラシックス注射】 アルコールとラシックス注射を摂取すると、アルコールが血圧の低下を加速させる役割となり、頭痛、めまい、失神、脈拍数や心拍数の変化が起こることがあります。そのような症状が見られた場合は、医師へご相談ください。
【ラシックス注射】 妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。 動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には使用される可能性もあります。医師にご相談ください。
【ラシックス注射】 母乳育中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データは限られていますが、薬が乳児に重大なリスクがないことが示されてます。
【ラシックス注射】 めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。
【ラシックス注射】 腎疾患での使用は恐らくは安全です。用量変更の必要はありませんが、排尿が困難であったりこれまでに薬の服用により腎臓に損傷が見られるような重度の患者の場合は推奨されません。医師へご相談下さい。
【ラシックス注射】 肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがあります。医師へご相談下さい。
ラシックス注射
ラシックス注射の使用方法
ラシックス注射は、内服薬に比べて即効性が求められる場合や、経口服用が困難な患者に用いられます。静脈注射として行われ、筋肉注射としても使用される場合があります。
通常、利尿効果は投与後数分で現れ、作用時間は3時間程度です。高血圧や浮腫に関連する症状の緩和に用いられます。内服薬と注射の換算や切り替えには医師の指示が必要です。
ラシックス注射は、腎臓に働きかけて体内の余分な水分や塩分を尿として排出する利尿薬です。
心不全や肝疾患、腎疾患による浮腫、高血圧の治療に使用されます。また、高カルシウム血症の治療にも有効です。
ラシックス注射の一般的な副作用
ラシックス注射の一般的な副作用としては、脱水、低カリウム血症、低マグネシウム血症、尿酸の増加、難聴が挙げられます。投与後のめまいや低血圧にも注意が必要です。
よくある質問
Q. ラシックス注射とは？
ラシックス注射は、即効性のある利尿薬であり、浮腫や高血圧の治療に用いられます。内服薬が難しい場合や、緊急時に使用されます。
Q. ラシックス内服薬とラシックス注射の違いは何ですか？
ラシックス内服薬は経口投与され、効果が現れるまでに時間がかかりますが、ラシックス注射は即効性があり、急激な症状の改善を求める場合に使用されます。
Q. ラシックス注射の作用時間はどれくらいですか？
ラシックス注射は、投与後数分で効果を発揮し、約3時間持続します。
Q. ラシックス注射は筋肉注射としても使用できますか？
ラシックス注射は、主に静脈注射で使用されますが、筋肉注射としても使用される場合があります。
Q. ラシックス内服薬から注射に切り替える場合、どのような点に注意が必要ですか？
内服薬から注射に切り替える際は、投与量や換算方法に注意が必要です。医師の指示に従って使用してください。
基本情報
ラシックス注射は経口服用が難しい場合や、迅速な利尿効果が求められる場合に使用されます。
内服薬と比較して即効性が高く、浮腫や高血圧の緊急治療に適しています。
浮腫を改善し、心不全、腎不全、肝硬変などによる体のむくみを減少させます。 また、高血圧の治療では、血圧を下げる降圧薬として機能します。
ラシックス注射は尿路結石の排出促進作用もあり、腎臓に作用して尿の量を増やし、体内の余分な水分や塩分を排出することで結石の排出を助けます(1)。
【参照文献】
(1) MEDLEY
用法・用量
※添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は病状等により異なります。
ラシックス注射は、医師の指示に従って適切な量が調整されます。
通常は静脈注射として投与され、利尿効果は数分以内に現れます。
警告
ラシックス注射は、電解質のバランスを崩す可能性があるため、定期的に血液検査を受け、カリウムやナトリウムの濃度を確認する必要があります。
めまいや低血圧を引き起こすことがあるため、車の運転や機械の操作には注意が必要です。
禁忌
以下に該当する場合は使用できません。
・ラシックスやフロセミドにアレルギーがある
・無尿症である
・重度の腎不全である
・低ナトリウム血症や低カリウム血症がある
慎重投与
以下に該当する場合は、慎重に投与する必要があります。
・高齢者
・肝疾患や腎疾患がある
・糖尿病患者
・脱水状態
相互作用
ラシックス注射は、他の利尿薬や降圧薬、リチウム、NSAIDsと併用すると相互作用が生じる可能性があります。併用する場合は医師に相談してください。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中や授乳中の使用は避けるべきです。必要な場合は、医師と相談し、授乳を中止するなどの対策を講じる必要があります。
保存等
ラシックス注射は、直射日光を避け、涼しい場所に保管してください。
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