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ザレルト (リバロキサバン)

ザレルト(リバロキサバン)は、抗血栓と呼ばれる薬の一種である活性成分のリバロキサバンが含有されたお薬です。血管内の血栓形成を阻止するために使用されます。 血栓を防止することにより脳卒中のリスクを低減します。

同義語

ザレルト

有効成分

リバロキサバン, Rivaroxaban

その他のブランド名

ザレルト, Xarelto

包装

7, 14, 28, 56

製造元

バイエル, Zydus Pharma

形状

錠剤

含有量

2.5mg, 10mg, 15mg, 20mg

製造国

インド, トルコ

SKU

2289

【リバロキサバン】情報がありません。医師にご確認ください。

【リバロキサバン】相互作用は不明です。医師にご確認ください。

【リバロキサバン】妊娠中の使用は恐らく安全ではありません。動物研究では胎児への悪影響が確認されていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦の使用による利益がリスクを上回る場合、使用されることもあります。医師へご相談ください。

【リバロキサバン】授乳中の使用は恐らく安全ではありません。ヒトでの研究データは限られていますが、乳児にとって重大なリスクとなる可能性が示されています。

【リバロキサバン】リバロキサバンはめまいや失神を引き起こす可能性があるため、運転能力に影響することがあります。

【リバロキサバン】腎疾患をお持ちの方は、使用に注意が必要です。用量調整が必要な場合がありますので、医師へご相談ください。

【リバロキサバン】肝疾患をお持ちの方の使用は恐らく安全ではないため、避けるべきです。医師へご確認ください。

シルデナフィル

リバロキサバン 

使用方法
リバロキサバンは、深部静脈血栓症および肺塞栓症の治療および予防に使用されます。また、膝や股関節の置換術後に静脈中の血栓を予防するためにも使用されます。その他、心拍異常がある患者の脳卒中や血栓のリスクを軽減します。
効能・効果
リバロキサバンは新規経口抗凝固薬(NOAC)です。これは、体内の血栓の形成を防ぐことによって働きます。
一般的な副作用
出血、貧血、吐き気
専門家のアドバイス
  • 血栓の予防に適した薬です。
  • リバロキサバンは毎日一定の時間に摂取することで、最良の結果が得られます。夜に食事と併せての服用がお勧めです。
  • 定期的な血液検査(PT-INR)は必要ありません。
  • 食品や他の医薬品との相互作用が少ないため、頻繁な用量変更は必要ありません。
  • リバロキサバンは出血のリスクを高めます。シェービングや爪切り、鋭利な物の使用、接触スポーツ(サッカーやレスリング等)に注意してください。
  • 嘔吐物や尿、便(黒色便やタール便、血便)に血液が出た場合は、医師に知らせてください。
  • 腎臓に問題がある方は、服用を開始する前に医師へご連絡ください。
  • 手術や歯科治療を受ける場合は、一時的にリバロキサバンの使用中止を求められることがあります。
よくある質問
Q. リバロキサバンは安全/抗凝固剤/血液希釈剤/FDA承認薬ですか?
リバロキサバンは、抗凝固剤(血液希釈剤)と呼ばれるクラスの医薬品に属しています。FDAによって承認された薬であり、血管中の血栓の予防や治療に使用されます。

Q. リバロキサバンはワルファリンより優れていますか?
リバロキサバンとワルファリンは、同じ種類の医薬品(抗凝固剤)に属しますが、効果は個々人で異なる場合があります。必ず医師の指示通りにご使用ください。

Q. リバロキサバンには解毒性/透析性がありますか?
リバロキサバンに解毒性はなく、透析では薬物を体外に排出することはできません。出血がある場合は入院が必要となり、また致命的な出血となる可能性があります。

Q. リバロキサバンは、ワルファリン/トラマドール/アセトアミノフェン/アスピリンと併せて服用できますか?
リバロキサバンは、上記の薬と一緒に服用すべきではありません。必ず医師の指示通りにご使用ください。

Q. リバロキサバン服用中は、どのような鎮痛剤が使用できますか?
リバロキサバン服用中は、出血のリスクが高まるため、鎮痛剤の使用を避けてください。

Q. リバロキサバンは体重増加/脱毛/下痢を引き起こしますか?
リバロキサバンは体重増加や脱毛を引き起こすことは知られていませんが、まれに下痢を引き起こすことがあります。この様な副作用がある場合は、医師に相談してください。
基本情報
ザレルト錠には、抗血栓と呼ばれる薬の一種である活性成分であるリバロキサバンが含まれています。この成分は、血管内の血栓形成を停止するために使用されています。血栓ができるのを防ぐことにより脳卒中等のリスクを軽減できます。
血栓は肉体組織への損傷から発生した出血を止めるために形成されます。 血液が凝固し始めると化学物質のカスケードは、トロンビンと呼ばれる酵素の形成をもたらし身体内で活性化されています。トロンビンは血液凝固にとって重要な成分であり、フィブリノーゲンとよばれるタンパク質を フィブリンと呼ばれる別の物質へ変化させます。フィブリンは血小板と呼ばれる血液細胞に結合し、結果として血栓を形成しています。

用法・用量
※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【非弁膜症性心房細動】
クレアチニンクリアランスが50mL/分を超える場合:
1回20mgを1日1回、夕食と一緒に経口服用することが推奨されています。

クレアチニンクリアランスが50mL/分以下の場合:
1回15mgを1日1回、夕食と一緒に経口服用することが推奨されています。

【深部静脈血栓症(DVT)および/もしくは肺血栓塞栓症(PE)の治療】
最初の21日間は1回15mgを1日2回食事と一緒に経口服用し、その後は1回20mgを1日1回食事と一緒に服用することが推奨されています。

【DVTおよび/もしくはPEリスクを継続的に抱える患者の再発リスク減少】
標準的な抗凝血薬療法を最低6か月間行った後、1回10mgを1日1回、食事の有無にかかわらず経口服用することが推奨されています。

【股関節や膝の置換手術後のDVT予防】
1回10mgを1日1回、食事の有無にかかわらず経口服用することが推奨されています。

【虚血性心疾患(CAD)および末梢動脈疾患(PAD)における主要な心血管イベント(心血管系死亡、心筋梗塞、脳卒中)の予防】
1日1回のアスピリン(75~100mg)服用と併せて、1回2.5mgを1日2回、食事の有無にかかわらず経口服用することが推奨されています。

警告
歯科手術など手術を受けている場合は、リバロキサバンを服用していることを医師または歯科医師を教えてください。

禁忌
以下の症状を持っている場合には薬の投与は禁忌です。

  • 重度の出血、血液疾患を持っている場合
  • 肝疾患を持っている場合
  • 薬の成分にアレルギーを持っている場合
  • 大腿骨頸部骨折の手術を受けた場合
  • 人工心臓弁を持つ場合
  • 小児および青年18歳未満の場合
  • ガラクトース不耐症がある場合
慎重投与
以下に当てはまる場合には投与前に医師へ相談してください。

  • 腎機能の低下
  • 肝硬変などの肝疾患
  • 血液凝固障害
  • 血小板減少症
  • 消化性潰瘍または潰瘍性大腸炎
  • 高血圧
  • 脊髄や眼の手術を受けた
  • 頭蓋内または脳内出血の既往歴
  • 脳や脊髄の血管の異常
相互作用
次の薬はリバロキサバンの血中濃度を増加させるため出血のリスクが高まる可能性があります。
ケトコナゾール、イトラコナゾール、ポサコナゾールとボリコナゾール(フルコナゾール)、アタザナビル、ネルフィナビル、リトナビル、サキナビルとインジナビルとしてHIVプロテアーゼ阻害剤

抗生物質クラリスロマイシンとテリスロマイシンは腎臓に問題がある場合にリバロキサバンの血中濃度が上がり、出血のリスクが高まる可能性があります。腎臓に問題がある人には慎重に使用してください。

血液凝固を防ぐために使用される次の薬のいずれかの薬とリバロキサバンと組み合わせて使用​​される場合には出血のリスクのかのうせいがあります。
アセノクマロール、アスピリン、ビバリルジン、クロピドグレル、ダビガトラン、ダナパロイド、ジピリダモール、フォンダパリヌクス、ヘパリン、レピルジン、アルテプラーゼ、ストレプトなどの血栓溶解薬、ワルファリン

以下の薬は血液中のリバロキサバンの量を減らし、薬の効果が弱まる可能性があります。
カルバマゼピン
フェニトイン
リファンピシン
薬草療法セントジョンワート(セイヨウオトギリソウ)

小児等への投与
必ず子供の手の届かないところへ保管してください。

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