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デトルシトール SR

デトルシトール SR カプセルの有効成分トルテロジンは、過活動膀胱(oab)の治療に使用されます。 膀胱の筋肉を弛緩させることによって作用し、頻尿、突然の尿意、または尿もれを防止します。

同義語

デトルシトール SR

有効成分

トルテロジン酒石酸塩, Tolterodine l-tartrate

その他のブランド名

デトルシトール SR, Detrusitol SR

包装

28

製造元

ファイザー

形状

カプセル (徐放性)

含有量

4mg

製造国

インド, トルコ

SKU

1780

【デトルシトール SR (トルテロジン)】 食事の有無に関わらず服用できますが、いつも一定の時間に服用されることをお勧めします。

【デトルシトール SR (トルテロジン)】 アルコールと一緒に服用すると眠気や鎮静作用が増すことがあります。

【デトルシトール SR (トルテロジン)】 デトルシトール SR (トルテロジン)を妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。 動物研究は胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。医師に相談してください。

【デトルシトール SR (トルテロジン)】 母乳育児中の使用には注意が必要です。治療を終了した後で、体から薬が完全に排泄されるまで、授乳は行わないで下さい。母乳分泌は減少することがあります。

【デトルシトール SR (トルテロジン)】 めまいや眠気を感じたり、視力に影響を及ぼす可能性があります。視界がはっきりするまで車の運転などは控えて下さい。

【デトルシトール SR (トルテロジン)】 腎疾患がある場合は、注意が必要です。線量が変更される可能性がありますので医師へご相談下さい。

【デトルシトール SR (トルテロジン)】 肝疾患に対して相互作用はありませんので、線量変更なども必要ありません。

シルデナフィル

トルテロジン

使用方法
デトルシトール SR (トルテロジン)は過活動膀胱(oab)の治療に使用されます。
効能・効果
デトルシトール SR (トルテロジン)は、膀胱の筋肉を弛緩させることによって作用し、頻尿、突然の尿意、または尿もれを防止します。
一般的な副作用
口の渇き、便秘、頭痛、めまい、眠気、視力障害、肌の乾燥
専門家のアドバイス
  • デトルシトール SR (トルテロジン)やこの薬の他の成分にアレルギーがある場合は、服用しないでください。
  • 膀胱から尿を抜くことができない場合(尿閉)、緑内障(視覚上の問題を引き起こす可能性のある眼圧の上昇)、重症筋無力症(筋肉の衰弱)、腸の全部または一部の重度の炎症(潰瘍性大腸炎)、結腸(毒性メガコロン)の突然の重度の膨張がある場合は、デトルシトール SR (トルテロジン)を服用しないでください。
  • 尿路のどこかが閉塞しているために尿が流れにくい場合、腸のどこかの部分が閉塞している場合(例えば、幽門狭窄症)、腸の動きの減少または重度の便秘に苦んでいるか、またはヘルニアを患っている場合は、使用しないで下さい。
  • 血圧、腸や性機能に影響を与える神経障害に苦しんでいる場合は、デトルシトール SR (トルテロジン)を服用しないでください。
  • デトルシトール SR (トルテロジン)はめまいや疲労感を引き起こし、視力に影響を与えることがあるため、自動車の運転や機械を操作する前、または精神的な注意と調整を必要とする活動に取り組む前には、注意を払わなければなりません。
よくある質問
Q.デトルシトール SR (トルテロジン)は利尿薬ですか?
いいえ、デトルシトール SR (トルテロジン)は、抗コリン作用薬と呼ばれる薬物クラスに属しています。

Q.デトルシトール SR (トルテロジン)はデトロールと同じですか?
はい、デトルシトール SR (トルテロジン)は一般名で、デトロールは商品名です。

Q.ジェネリック薬で服用できますか?
はい、デトルシトール SR (トルテロジン)はジェネリック薬で利用できます。

Q.プロドラッグとして服用できますか?
いいえ、それはプロドラッグではありません。

Q.デトルシトール SR (トルテロジン)とは何ですか?
デトルシトール SR (トルテロジン)は、抗コリン作用薬と呼ばれる薬物のクラスに属しています。

Q.それは何のために使われますか?
膀胱の筋肉に対する化学物質(アセチルコリン)の活性を遮断し、その収縮を防止することによって作用します。

Q.デトルシトール SR (トルテロジン)は体重増加の原因になりますか?
デトルシトール SR (トルテロジン)の使用による、体重への影響は報告されていません。

基本情報
トルテロジンは膀胱平滑筋にあるムスカリン受容体をブロックすることで膀胱の過緊張を緩和、膀胱の収縮を抑え容量を大きくし、たくさん尿をためられるようにします。ただし、尿道機能障害の腹圧性尿失禁には不向きです。従来の同類薬に比べ口の渇きなどの副作用が比較的少ないとされています。
禁忌
下記の場合の使用は禁忌。 ●尿閉(慢性尿閉に伴う溢流性尿失禁を含む)を有する場合
●眼圧が調節できない閉塞隅角緑内障の場合
●重篤な心疾患がある場合
●麻痺性イレウスがある場合
●胃アトニー又は腸アトニーがある場合
●重症筋無力症の場合
●本剤の成分に対し過敏症の既往歴がある場合
慎重投与
下記の場合の使用は慎重を期すこと。 ●尿閉を発症するおそれがある場合
●排尿困難のある前立腺肥大患者
●胃腸管運動が低下するおそれがある場合
●潰瘍性大腸炎がある場合
●眼圧が調節可能な閉塞隅角緑内障がある場合
●狭心症等の虚血性心疾患がある場合
●クラスIA(キニジン,プロカインアミド等)又はクラスIII(アミオダロン,ソタロール等)の抗不整脈薬を投与中の患者を含むQT延長症候群患者
●甲状腺機能亢進症がある場合
●腎障害がある場合
●肝障害がある場合
●認知症、認知機能障害がある場合
●パーキンソン症状又は脳血管障害がある場合
重要な基本的注意
●慢性尿閉に伴う溢流性尿失禁の場合、過活動膀胱の症状と類似した症状を示すことがあるため、溢流性尿失禁等の症状が疑われた場合には鑑別のため必要に応じて、投与前に尿流動態検査等を実施してください。
●尿意切迫感・頻尿及び切迫性尿失禁等の症状は、尿路感染症、尿路結石、前立腺癌、膀胱癌、前立腺肥大症等の疾患が原因となっている場合があるので、問診及び尿検査等によりこれらの疾患を出来るだけ特定し、必要な泌尿器科専門的検査を実施する。
●尿路感染症等の併発の有無を確認するため、服用中に尿検査等を適宜実施しすることが推奨されます。
●眼調節障害(霧視等)、めまい、眠気を起こす恐れがあり、投与中の患者さんは自動車運転等危険を伴う機械の操作には注意が必要です。 
●QT延長症候群患者では、QT間隔の更なる延長がみられるおそれがあるため、必要に応じて心電図を測定することが望ましい。
  ●認知症、認知機能障害患者で過活動膀胱の自覚症状の把握が困難な場合は、投与対象となりません。
●本剤で効果が認められない場合に漫然と使用を続けないで下さい。
相互作用
【併用注意】
抗コリン作用を有する薬剤
・抗パーキンソン剤
・消化性潰瘍治療剤等
CYP3A4阻害薬
・マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン、クラリスロマイシン等)
・アゾール系抗真菌薬(イトラコナゾール、ミコナゾール等)
・シクロスポリン
・ビンブラスチン等
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性がある場合は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用する。妊娠中の投与に関する安全性は確立されていません。動物実験で臨床曝露量を超える高い血清中濃度(AUCで50倍,Cmaxで80倍)において胎児致死作用と催奇形性があることが報告されています。授乳中の場合、本剤使用中のの授乳は避けます。ヒト母乳中への移行の有無は不明ですが、動物実験で乳汁中への移行がわずかに認められていうというが報告があります。また、授乳期投与試験で産児に軽度の体重増加抑制が起こるという報告があります。
小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。
保存等
遮光・室温保存
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