イスモ (一硝酸イソソルビド)
イスモ (一硝酸イソソルビド)は、冠動脈拡張薬です。狭心症の予防に使用されます。 冠動脈を拡張させることで血流を促すことで狭心症の発作を予防しますが、既に起きてしまった発作を止める作用はありません。
イスモ, Ismo
一硝酸イソソルビド, Isosorbide Mononitrate
イスモ, Ismo, イスモリタート(徐放性錠), Ismo retard(SR)
7, 30
Abbott
錠, 徐放性錠 (SR錠, ER錠)
10mg, 20mg, 40mg
インド
4300
【イスモ (一硝酸イソソルビド)】 食事の1時間前か2時間後の空腹時に服用下さい。
【イスモ (一硝酸イソソルビド)】 アルコールとの相互作用は不明です。医師へご確認下さい。
【イスモ (一硝酸イソソルビド)】 妊娠中に使用するのは安全ではありません。動物実験では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。 妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。
【イスモ (一硝酸イソソルビド)】 母乳育中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データは限られていますが、薬が乳児に重大なリスクがないことが示されてます。
【イスモ (一硝酸イソソルビド)】 めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。
【イスモ (一硝酸イソソルビド)】 本薬は、腎疾患に対して相互作用はありませんので、線量変更なども必要ありません。しかし、腎疾患がある場合は、医師に知らせてください。
【イスモ (一硝酸イソソルビド)】 肝疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られていますが、用量変更の必要はないことが示されています。医師へご相談下さい。
一硝酸イソソルビド
- 頭痛(硝酸頭痛)が起こることがありますが、数日継続して治療を行なうと、症状はなくなります。
- イスモ (一硝酸イソソルビド)に対する耐性が時間とともにてきることがあります。それはつまり、同じ用量が以前より有効でない可能性があります。これを避けるためには、所定の投与スケジュールに従ってください。
- 健康食(低脂肪、高繊維、低ナトリウム食)を心がけ、喫煙をやめ、アルコール摂取を制限し、よく運動し、体重を監視して、ストレスを軽減してください。
- 現在使用中の薬剤、例えば、シルデナフィル、タダラフィルまたはバルデナフィルなどがある場合は医師に知らせてください。イスモ (一硝酸イソソルビド)はそれらと相互作用し、血圧の重大な低下を引き起こすため、卒倒や 意識の喪失につながり、致命的になる可能性があります。
イスモ (一硝酸イソソルビド)は勃起不全を引き起こすことはありませんが、EDを治療するために使用されたバイアグラなどの薬物と共に使用すべきではありません。低血圧は、イスモ (一硝酸イソソルビド)の一般的な副作用です。
脱毛は一般的ではありませんが、一部の女性(60歳以上)の女性で発生する可能性があります。
Q.イスモ (一硝酸イソソルビド)は二硝酸イソソルビドと同じですか?
イソソルビド一硝酸塩は、二硝酸イソソルビドの活性代謝物であり、主に慢性安定狭心症の管理に使用されます。これは、イスモ (一硝酸イソソルビド)より高いバイオアベイラビリティ、およびより長い半減期(4〜6時間)を有します。
Q. イスモ (一硝酸イソソルビド)により気分が高揚することはありますか?
いいえ、イスモ (一硝酸イソソルビド)で気分が高揚することはありません。
Q.イスモ (一硝酸イソソルビド)はベータ遮断薬、血液希釈剤、カルシウムチャネル遮断薬、スタチン、エース阻害薬、利尿薬、麻薬ですか?
いいえ、イスモ (一硝酸イソソルビド)は血管拡張剤です。ベータブロッカー、血液希釈剤、カルシウムチャネル遮断薬、エース阻害剤、利尿剤またはスタチンではありません。
麻薬でもありませんが、一部の人々では麻薬性の症状があらわれることがあります。
Q.イスモ (一硝酸イソソルビド)を半分に粉砕したり、分割したりできますか?
イスモ (一硝酸イソソルビド)は錠剤ですが粉砕したり、半分に切ったり分割したり、または咀嚼しないでください。薬の有効性が低下する可能性があります。
薬の使用に関しては常に医師の助言に従ってください。
Qイスモ (一硝酸イソソルビド)と一緒にパラセタモールを服用できますか?
イスモ (一硝酸イソソルビド)とパラセタモールの相互作用は見出されていませんが、それは必ずしも相互作用がないということを意味しません。薬の飲み合わせについては常に医師または薬剤師に相談してください。
Q.夜間にイスモ (一硝酸イソソルビド)を摂取きますか?
イスモ (一硝酸イソソルビド)は身体が活動している午前中の時間帯に服用し、睡眠中は服用しないことが勧められます。
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