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エゼトロル

エゼトロル(エゼチミブ)は小腸コレステロールトランスポーター阻害薬に分類される高脂血症治療薬です。 コレステロールの低下と同時に中性脂肪を低下させる作用も持ち合わせています。

同義語

ゼチーア ジェネリック, Generic Zetia

有効成分

エゼチミブ, Ezetimibe

その他のブランド名

エゼトロル, Ezetrol

包装

30

製造元

MSD

形状

含有量

10mg

製造国

イギリス, ニュージーランド, トルコ

SKU

2209

【エゼトロル(エゼチミブ)】 食事の有無にかかわらず服用できますが、一定の時間に服用することをお勧めします。

【エゼトロル(エゼチミブ)】 不明です。医師へご相談下さい。

【エゼトロル(エゼチミブ)】 エゼトロル(エゼチミブ)は妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。 動物研究は胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトの研究では限られています。医師にご相談ください。

【エゼトロル(エゼチミブ)】 不明です。医師にご相談下さい。

【エゼトロル(エゼチミブ)】 めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。

【エゼトロル(エゼチミブ)】 腎疾患に対して相互作用はありませんので、線量変更なども必要ありません。

【エゼトロル(エゼチミブ)】 肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談下さい。また肝疾患が中程度から重度である場合の使用はお勧めできません。

シルデナフィル

エゼチミブ

使用方法
エゼトロル(エゼチミブ)は血液中のコレステロールレベルの上昇の治療に使用されます。
効能・効果
エゼトロル(エゼチミブ)は、腸からのコレステロール吸収を減少させ、体内のコレステロールレベルを低下させます。
一般的な副作用
関節痛、洞炎症、四肢痛、下痢、気道感染症
専門家のアドバイス
  • エゼトロル(エゼチミブ)またはこの薬の他の成分のいずれかにアレルギーがある場合は、エゼトロル(エゼチミブ)を使用しないでください。
  • 肝疾患がある場合は、エゼトロル(エゼチミブ)を使用しないでください。
  • 妊娠中や授乳中にエゼトロル(エゼチミブ)を服用しないでください。
  • シクロスポリン、ワルファリン、フェンプロクーモン、アセノクマロイルまたはフルインジオン、コレスチラミン、フィブラートなどの薬剤を服用している場合は、エゼトロル(エゼチミブ)を使用しないでください。
  • エゼトロル(エゼチミブ)はめまいを引き起こす可能性があるため、自動車の運転や機械を操作する前や、注意や調整などが必要とされる活動を行う前には注意を払わなければなりません。
よくある質問
Q.エゼトロル(エゼチミブ)は、脂質降下薬、またはスタチンですか?
エゼトロル(エゼチミブ)は、コレステロール吸収阻害剤と呼ばれる医薬品クラスに属しており、脂質降下薬、またはスタチンではありません。

Q. エゼトロル(エゼチミブ)はエゼトロールやゼチアと同じですか?
はい、エゼトロル(エゼチミブ)は一般名で、エゼトロールやゼチアはエゼトロル(エゼチミブ)のブランド名です。

Q.エゼトロル(エゼチミブ)は安全ですか?
エゼトロル(エゼチミブ)は、医師の指示に従って、所定の用量で使用した場合安全です。

Q.エゼトロル(エゼチミブ)はどのように体内のコレステロールを低下させるのですか?
エゼトロル(エゼチミブ)はコレステロールの腸から血液への吸収を防ぎます。

Q.エゼトロル(エゼチミブ)は体重増加、筋肉痛、がん、トリグリセリドの低下、HDL上昇などを引き起こしますか?
エゼトロル(エゼチミブ)はトリグリセリドを低下させ、血液中のHDLのレベルを上昇させる際に、体重が減り筋肉痛を引き起こすことが判明していますが、がんは報告されていません。


基本情報
エゼチミブは小腸コレステロールトランスポーター阻害薬に分類されるコレステロール低下薬ですが同時に中性脂肪を低下させる作用も持ち合わせています。コレステロールの値が低ければ将来起こるであろう心筋梗塞などの予防になります。薬物間の相互作用が少なく脂溶性ビタミンや併用薬の吸収を阻害することはありません。コレステロールを減らす場合には薬を飲むだけではなく食事療法、運動療法などを行うようにしてください。

【コレステロール】
コレステロールとは、化学物質としてはステロイドに属する物質であります。一般的に「コレステロール」と呼ばれて使われる場合、コレステロールがリポタンパク質と結び付いて作る複合体である血中コレステロールのことを指します。つまり、血中コレステロール純粋なコレステロール分子のみではありません。コレステロールが結びつくリポタンパク質の違いにより、その性質が異なることから悪玉コレステロールといわれたり善玉コレステロールと言われたりします。コレステロール自体は、私たち動物の身体を構成する細胞の成り立ちに欠かせない物質です。コレステロールというと、とかく悪者という印象を持たれがちがちですが、実は身体の維持にかかせないものでもあるのです。

【善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)はどう違うのか?】 善玉コレステロールを呼ばれるHDLコレステロールは、細胞のにある余分なコレステロールや血管壁に溜まったコレステロールを回収して血液に乗り肝臓へと戻す性質があります。HDLの割合が多ければ動脈硬化などのリスクが少なくなるのです。
反対に、悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールは、増えすぎると血管の壁に溜まり、ひいては動脈硬化の原因となります。そのため悪玉コレステロールと呼ばれるのです。

用法・用量
※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用法】
エゼトロル錠は、医師の指示があるまで服用を継続して下さい。
エゼトロル錠の服用を開始する前に、コレステロール値を下げる食事を実践して下さい。
エゼトロル錠の服用期間中も、コレステロール値を下げる食事を継続して下さい。

【用量】
通常、1回10mgを1日1回経口服用することが推奨されています。
エゼトロル錠は、時間や食事の有無を問わずに服用いだけます。

エゼトロル錠とスタチン薬が併せて処方された場合は、両方の薬を同時に服用することができます。
この場合、スタチン薬のパッケージに記載の服用方法を読んで下さい。

エゼトロル錠をコレスチラミンを含有する別のコレステロール低下薬もしくはレジンを含む別の薬と併せて処方された場合、エゼトロル錠はこれらの薬を服用する2時間以上前もしくは4時間以上後に服用して下さい。

【過量服用した場合】
直ちに医師に連絡して下さい。

【服用を忘れた場合】
服用を忘れたら、1回分を飛ばし、次の予定時間から服用を再開して下さい。
忘れた用量を補うために倍量服用してはいけません。

【服用を中止する場合】
服用を中止するとコレステロール値が再度上昇する可能性があるため、まずは医師もしくは薬剤師に相談して下さい。

警告
  • 本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。
  • 相互作用は少ないが他の薬との飲み合わせが悪い物があるので医師と相談すること。
  • 妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。
  • 高脂血症、家族性高コレステロール血症であることをよく検査してから投与すること。
  • 投与中でもコレステロールを下げる食事療法を続けてください。
  • スタチン系のお薬を服用している場合には使用前に肝機能を検査してください。
  • 筋肉への副作用はめったに起こりませんのでもし起こった場合にはすぐに医師へ相談してください。
禁忌
  • ガラクトース不耐症、ラップラクターゼ欠乏症
  • 肝疾患
  • 肝機能検査
慎重投与
  • 10歳以下の子供への使用は推奨されていません。
  • 重い肝臓病の人には投与しないでください。
相互作用
  • コレステロールを下げるフィブラート系薬(フェノフィブラート、ゲムフィブロジル)と併用される場合には血流中のエゼチミブの量が増加する可能性があります。
  • 免疫抑制剤シクロスポリンはエゼチミブに対する体への影響力が高まり、効果が強まる可能性があります。
  • シクロスポリンとの組み合わせが使用された場合にはシクロスポリンの血中濃度が高まる可能性があります。
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