メサラジン (アサコール ジェネリック)
メサラジン(英名:Mesalazine)は潰瘍性大腸炎やクローン病に使用される徐放製剤です。炎症性細胞から活性酸素を消す事で、炎症を抑制してくれます。
アサコール ジェネリック, Generic Asacol
メサラジン, Mesalazine
アサコール ジェネリック, ワラサ, Walasa, メサコール, Mesacol
30
Win-Medicare, Sun Pharma, Wallace Pharma
錠, 徐放性錠 (DR錠)
400mg, 500mg 800mg, 1200mg
インド
153
【メサラジン】食事と一緒に服用下さい。
【メサラジン】アルコールとの相互作用は不明です。 医師に相談してください。
【メサラジン】妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。
動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。
【メサラジン】母乳育児中の使用は安全です。ヒトの研究では、薬物が母乳中に有意な量で流入しないか、乳児に毒性を引き起こすとは考えられていないことが示唆されています。薬を服用する場合は、乳児に下痢などの症状がないか監視してください。
【メサラジン】通常、車の運転などに影響を及ぼすことはありません。
【メサラジン】腎疾患がある場合は注意が必要です。医師にご相談ください。 腎疾患が重度である場合は、お勧めできません。
【メサラジン】肝疾患がある場合は注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談ください。
メサラジン (アサコール ジェネリック)
メサラジン (アサコール ジェネリック)の使用方法
メサラジン (アサコール ジェネリック)は、潰瘍性大腸炎およびクローン病の治療に使用されます。医師の指示に従い、規定の用量を守って服用してください。
メサラジン (アサコール ジェネリック)の効能・効果
メサラジン (アサコール ジェネリック)は、腸の内層の炎症を引き起こす化学的伝達の放出を阻止することで作用し、炎症を軽減します。潰瘍性大腸炎やクローン病に有効です。
メサラジン (アサコール ジェネリック)の一般的な副作用
一般的な副作用として、頭痛、吐き気、腹痛、下痢が報告されています。これらの症状が続く場合は医師に相談してください。
よくある質問
メサラジンは、主に潰瘍性大腸炎やクローン病の治療に用いられる抗炎症薬です。アサコールはそのブランド名の一つであり、ジェネリック版も存在します。
Q.なぜメサラジンで再生不良性貧血が起こることがあるのですか?
メサラジンは、稀に再生不良性貧血を引き起こすことがあります。これは潰瘍性大腸炎に合併した免疫病態による再生不良性貧血である可能性が高いとされています。いずれにしても医師に相談する必要があります。
Q.アサコールの薬価はどれくらいですか?
アサコールの薬価は地域や薬局によって異なります。ジェネリック薬を選ぶことでコストを抑えることができます。
Q.メサラジンとサラゾスルファピリジンの違いは?
メサラジンは腸に直接作用する抗炎症薬で、副作用が比較的少ないです。一方、サラゾスルファピリジンは全身に作用し、より多くの副作用が報告されています。また、サラゾスルファピリジンは抗リウマチ薬としても再評価がされています。
Q.メサラジンの作用機序は?
メサラジンは腸の内層で炎症を引き起こす化学物質の放出を抑制することで、炎症を軽減します。
Q.メサラジンは妊娠中に使用できますか?
妊娠中のメサラジンの使用は慎重に行うべきです。使用前に必ず医師に相談してください。
Q.メサラジンは市販薬ですか?
メサラジンは市販薬ではなく、医師の処方が必要です。
Q.メサラジンはリウマチに効果がありますか?
メサラジンは主に腸の炎症を抑える薬であり、リウマチには使用されません。
基本情報
メサラジンは腸の炎症をしずめ、主に潰瘍性大腸炎やクローン病などに利用されます。この薬の有効成分はメサラジンであり、アスピリンに似た抗炎症剤です。大腸だけでなく、小腸の病変にも有効です。
用法・用量
※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。
【用法】
錠剤は砕いたり噛んだりせずに、水と一緒にそのまま飲み込んで下さい。メサラジン錠は、時間を問わず、また食事の有無にかかわらず服用いただけます。
メサラジン錠の服用中は腎障害を予防するため、重度の嘔吐や下痢、発熱や発汗が起こったり、長引いた後は特に、十分な水分補給を心がけて下さい。
【用量】
潰瘍性大腸炎の治療
1日最大800mg錠6個(4800mg)を、複数回に分割して服用して下さい。
潰瘍性大腸炎の炎症予防
1日最大800mg錠3個(2400mg)を、複数回に分割して服用して下さい。
クローン病大腸炎の炎症予防
1日最大800mg錠3個(2400mg)を、複数回に分割して服用して下さい。
※1日800mg錠6個を超えて服用してはいけません。メサラジン錠は、小児への使用は推奨されません。
【服用を中止する場合】
メサラジン錠は、医師の指示された期間服用を継続して下さい。服用を早期に中止すると、症状が戻る可能性があります。
【過量服用した場合】
推奨用量および処方量を超えて服用してはいけません。過量服用した場合は、直ちに医師に連絡して下さい。
【服用を忘れた場合】
服用を忘れたら、思い出し次第直ぐに使用し、その後は通常の使用スケジュールに戻って下さい。
思い出した時間が次の使用時間に近い場合は、1回分を飛ばし、次の予定時間から服用を再開して下さい。忘れた用量を補うために倍量服用しないで下さい。
警告
・本剤の成分に対しアレルギーがある患者へ使用をさけること。
・他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。
・妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。
・12歳以下の患者には投与しない。
*薬の服用は自己責任にてお使いいただけますようお願いします。服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。
開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。
禁忌
メサラジンや、薬の他の成分、アスピリンおよび他のサリチル酸薬の他の内容物にアレルギーがある場合、薬を服用しないでください。
重度の腎臓や肝臓の問題、血液疾患または出血の制御が不能である場合は、メサラジンを服用しないでください。
胃や腸の潰瘍、出血性潰瘍、グルコース・ガラクトース吸収不全症、ラクトラーゼの欠乏症またはガラクトース不耐性の既往歴がある場合は、メサラジンを服用しないでください。
慎重投与
下記の症状が見られた場合には医師へ知らせてください。
・肝機能低下がある
・腎機能低下がある
・サラゾスルファピリジンを服用中
・出血性障害がある
・喘息がある
相互作用
下記のお薬を使用している場合には医師へ知らせてください。
ステロイド剤、利尿剤、免疫抑制薬、抗凝固剤、グルココルチコイド、糖尿病のお薬、メトトレキサート、リファンピシン、メルカプトプリン
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中、または妊娠を計画中であるか授乳中である場合はメサラジンを服用しないでください。使用前に必ず医師に相談してください。
保存等
メサラジンは、直射日光を避け、涼しい場所に保管してください。開封後はしっかりと蓋を閉め、湿気を避けるようにしてください。
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