デュロキセチン (サインバルタ ジェネリック)
デュロキセチン はうつ病などの精神疾患や手足の痺れや痛みに効果のあるお薬です。
サインバルタ ジェネリック, Generic Cymbalta
デュロキセチン, Duloxetine
サインバルタ ジェネリック, アンキシオスター, Anxiostar, デュロット, Dulot, デュバンタ, Duvanta, センデュ, Cendu, シンバル, Symbal, デュゼラ, Duzela
10, 28,30, 50, 100
Sun pharma, Sava medica, Lupin, Intas Pharma, USV, Torrent Pharma
錠, カプセル
20 mg, 30 mg, 40 mg
インド, イギリス
235
【デュロキセチン】食事の有無に関わらず服用できますが、いつも一定の時間に服用することが推奨されています。
【デュロキセチン】アルコールと一緒に摂取した場合、眠気や鎮静作用が増すことがあります。
【デュロキセチン】妊娠中に使用するのは危険です。動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。
【デュロキセチン】授乳中の使用は、安全ではありません。ヒトでの研究データが限られていることから、この薬は乳児にとって重大なリスクになる可能性があります。
【デュロキセチン】めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。
【デュロキセチン】重度の腎疾患では注意が必要です。用量調整が必要な場合があります。医師に相談してください。軽度、および中程度である場合は、用量調整の推奨はありません。
【デュロキセチン】肝疾患がある場合は、薬の使用は危険でありできれば避けるべきです。医師へご相談下さい。
デュロキセチン (サインバルタ ジェネリック)
デュロキセチン (サインバルタ ジェネリック)の使用方法
デュロキセチン (サインバルタ ジェネリック)は、うつ病、不安障害、糖尿病性神経疾患、線維筋痛、神経因性疼痛および腹圧性尿失禁の治療に使用されます。
デュロキセチンは、化学伝達物質（セロトニンとノルアドレナリン）のレベルを上げることによって働き、精神的バランスを維持し、脳の痛みの信号の動きを止めるのに役立つ天然物質です。
デュロキセチン (サインバルタ ジェネリック)の一般的な副作用
吐き気、頭痛、口の渇き、眠気、めまい
よくある質問
デュロキセチン (サインバルタ ジェネリック)は、SNRI（セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤）に分類される抗うつ薬で、うつ病や不安障害、神経因性疼痛などの治療に使用されます。ジェネリック医薬品は様々な商品名が存在し、先発品のサインバルタと同じ効果を持ちながら、薬価は比較的低価格で提供されます。
Q.デュロキセチンを朝食後に服用するのはなぜですか？
デュロキセチンは胃腸の不快感を軽減するために、朝食後に服用することが推奨されています。これにより、服用後の吐き気や腹痛などの副作用を軽減することができます。
Q.サインバルタとレクサプロはどっちが効果的ですか？
サインバルタ（デュロキセチン）はSNRI、レクサプロ（エスシタロプラム）はSSRIに分類される抗うつ薬です。両者は異なる作用機序を持つため、効果や副作用は個人差があります。医師と相談して、自分に合った薬を選ぶことが重要です。
Q.サインバルタのジェネリックはいつから利用可能ですか？
サインバルタのジェネリック薬は、特許の期限が切れた後に市場に登場しました。日本では、特許が切れた後すぐにジェネリック薬が登場し、多くの医療機関で処方されています。
Q.サインバルタの服用による吐き気はなぜ発生しますか？
デュロキセチンはセロトニンの再取り込みを阻害するため、消化管にも影響を与えることがあります。これにより、吐き気や胃の不快感が副作用として現れることがあります。
Q.デュロキセチンのカプセルはどのように服用すれば良いですか？
デュロキセチンのカプセルは、潰したり噛んだりせずにそのまま飲み込んでください。カプセルの中身を取り出して服用することは避けてください。
Q.デュロキセチンの強さ（用量）はどのように決まりますか？
デュロキセチンの用量は、患者の症状や治療反応に応じて医師が決定します。一般的には40mgから60mgが初回投与量として設定され、必要に応じて増減されます。
Q.デュロキセチンの使用で性格が変わることはありますか？
デュロキセチンの使用により、気分の改善や不安の軽減が見られることがありますが、一部の患者では過敏性や攻撃性が強くなるなどの行動の変化が現れることがあります。これらの変化が見られた場合は、医師に相談してください。
Q.デュロキセチンは腰痛に効果がありますか？
デュロキセチンは、神経因性疼痛や線維筋痛症の治療にも使用されるため、慢性的な腰痛の痛み止めにも使用される場合があります。いずれにしても医師と相談して適切な治療を受けることが重要です。
Q.デュロキセチンの離脱症状はどのようなものですか？
デュロキセチンの服用を突然中止すると、離脱症状としてめまい、頭痛、吐き気、不安感などが現れることがあります。医師の指導のもと、徐々に用量を減らして中止することが推奨されます。
基本情報
デュロキセチンは、SNRI抗鬱剤と呼ばれ最も新しいタイプの抗うつ剤です。気分が晴れずに落ち込む、悲観的になる、やる気がでない、集中できない、眠れない等の心の症状を改善し、不安や緊張した気分をほぐす効果があります。
脳内でセロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、脳内の神経伝達をスムーズにし、憂うつな気分を和らげ、倦怠感や不安感などの症状を改善します。
用法・用量
※添付文書を参照しつつ医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。
・デュロキセチンは1日1回服用して下さい。
・食事の有無にかかわらず服用いただけます。
・潰したり噛んだりカプセルを開封せずにそのまま飲み込んで下さい。
・飲み忘れた場合は、思い出し次第出来るだけ早く忘れた分の用量を服用して下さい。
・デュロキセチン2回分を1度に服用することは避けて下さい。
【大うつ病性障害（MDD）】
初回投与量
40mg/日～60mg/日
目標用量
急性期治療: 40mg/日（20mgを1日2回）～60mg/日（1日1回もしくは30mgを1日2回）
維持療法: 60mg/日
最大用量
120mg/日
【全般性不安障害（GAD）を患う成人、高齢者、7歳～17歳の子供および青年】
初回投与量
成人 - 60mg/日、高齢者 - 30mg/日、7歳～17歳の子供および青年 - 30mg/日
目標用量
成人 - 60mg/日（1日1回）、高齢者 - 60mg/日（1日1回）、7歳～17歳の子供および青年 - 30mg～60mg/日（1日1回）
最大用量
成人 - 120mg/日、高齢者 - 120mg/日、7歳～17歳の子供および青年 - 120mg/日
【糖尿病性末梢神経障害性疼痛（DPNP）】
初回投与量
60mg/日
目標用量
60mg/日（1日1回）
最大用量
60mg/日
【線維筋痛症（FM）】
初回投与量
30mg/日
目標用量
60mg/日（1日1回）
最大用量
60mg/日
【慢性筋骨格痛】
初回投与量
30mg/日
目標用量
60mg/日（1日1回）
最大用量
60mg/日
・人によっては、1回30mgを1日1回の用量から服用を開始することが効果的である場合があります。
・60mg/日以上の用量を服用により追加の効果があるという証拠は無く、用量依存性による副作用がいくつか確認されています。
・デュロキセチンの中止： 中断症を避けるため、徐々に用量を減量して下さい。
・肝障害： 慢性肝疾患患者もしくは肝硬変患者は使用しないで下さい。
・腎障害： 医師へご相談下さい。
警告
パーキンソン病の治療に用いるセレギリン（エフピー）との併用が禁止されており、一定期間の間隔をあける必要があります。 両方の作用が重なった場合、「セロトニン症候群」という重い副作用を起こすおそれがあります。
また、現在、下記のお薬を服用されている方は、併用前に医師へご相談ください。
ピモジド（オーラップ）
炭酸リチウム（リーマス等）
その他の抗うつ薬や安定薬
トリプタン系片頭痛治療薬（イミグラン等）
L-トリプトファン含有製剤（アミノ酸製剤、経腸成分栄養剤等）
セイヨウオトギリソウ（セント・ジョーンズ・ワート)含有食品
シプロフロキサシン（シプロキサン）
アドレナリン（ボスミン）
抗血栓薬のワルファリン（ワーファリン）など
禁忌
高度の肝障害・腎障害患者、閉塞隅角緑内障患者、MAO阻害剤服用中の方
慎重投与
デュロキセチンの服用後に自殺念慮や興奮、攻撃性、易刺激性など行動の変化があらわれることがありますので、患者のご家族や周りの方は医師からそのリスクについて十分に説明を受けてから患者への服用を開始してください。
相互作用
他の薬と相互作用を起こす可能性があるため、現在服用中の薬については必ず医師に報告してください。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
基本的に勧められませんが、治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合にのみ服用可能です。
また、母乳に分泌する報告がありますので、授乳中には服用をお控えください。
保存等
デュロキセチンは乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温（1～30℃）で保管してください。
薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
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