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ユーカルディック (カルベジロール)

ユーカルディックの有効成分カルベジロールは、ベータ遮断薬と呼ばれる降圧薬です。血管をリラックスさせ心拍数を減らすことで血圧を下げる作用があります。

同義語

アーチスト ジェネリック, Generic Coreg

有効成分

カルベジロール, Carvedilol

その他のブランド名

ユーカルディック, Eucardic

包装

28

製造元

Roche

形状

含有量

12.5mg

製造国

イギリス, ニュージーランド

SKU

2207

【ユーカルディック】食事と一緒に服用下さい。

【ユーカルディック】 アルコールとユーカルディックを併用すると、血圧を下げるのに相乗的な効果が 出てしまいます。 頭痛、めまい、立ちくらみ、失神、および、または脈拍または心拍数の変化を経験することがあります。

【ユーカルディック】妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。 動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には使用される可能性もあります。医師にご相談ください。

【ユーカルディック】母乳育児中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データは限られてはいますが、この薬物が乳児にとって重大なリスクがないことが示唆されています。

【ユーカルディック】めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。

【ユーカルディック】腎疾患での使用は恐らくは安全です。用量調整の推奨もありません。しかし腎疾患がある場合は医師へ知らせて下さい。用量調整を行うため定期的な血圧検査が推奨されています。

【ユーカルディック】肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談下さい。

カルベジロール

使用方法
ユーカルディックは、高血圧および胸痛(狭心症)の治療に使用されます。
効能・効果
ユーカルディックはアルファおよびベータブロッカーです。心拍を遅くし、血管を弛緩させることによって働き、心臓が血液を全身へ圧送するのをより効率的にします。
一般的な副作用
血圧の低下、頭痛、疲労、めまい
専門家のアドバイス
  • 薬の使用開始後、最初の数日間はめまいを起こすことがあります。
  • ユーカルディックを開始して1週間後に血圧の検査を行い、血圧が改善されていない場合は医師に知らせてください。
  • この薬は、疲労や勃起不全の原因となります。
  • 薬により低血糖の症状が隠れてしまうことがあります。糖尿病が基礎疾患にある場合には、注意してください。
  • 心臓発作やその他の心臓疾患の可能性を高めるため、突然、薬の使用を止めないでください。
よくある質問
Q.ユーカルディックとは何ですか?
ユーカルディックは、ベータブロッカーと呼ばれる一群の医薬品に属しています。

Q.ユーカルディックはどのように作用しますか?
ユーカルディックは血管を弛緩させて広げ、心臓がより遅い速度で血液を送るようにします。それにより血圧を下げ心臓の負担を軽減します。

Q.高血圧の治療に使用できますか?
ユーカルディックは、高血圧、狭心症、心不全(心筋の弱化)に使用されます。

Q.ユーカルディックは安全ですか?
ユーカルディックは、医師の指示に従い、所定の期間で投与した場合、安全です。

Q.ユーカルディックは脱毛を引き起こしますか?
ユーカルディックは脱毛を引き起こすことは知られていません。ユーカルディックの使用開始後に、新規に症状が発症した場合は医師に知らせてください。

Q.ユーカルディックは血中希釈剤ですか?
ユーカルディックは、ベータ遮断薬のクラスに属しています。それは血液希釈剤ではありません。

Q.ユーカルディックはスタチンですか?
いいえ、ユーカルディックはスタチンではありません。ベータ遮断薬のクラスに属しています。

Q.ユーカルディックはアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬ですか?
いいえ、ユーカルディックはアンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬ではありません。ベータブロッカーのクラスに属しています。

Q.ユーカルディックは利尿薬ですか?
いいえ、ユーカルディックは利尿薬ではありません。ユーカルディックは、ベータブロッカーと呼ばれる一群の医薬品に属します。

Q.ユーカルディックは体重の増加を引き起こしますか?
はい、ユーカルディックは体重の増加を引き起こす可能性があります。特に治療の開始時や、場合によっては、ユーカルディックを服用中に心不全の症状が悪化することがあります。
これにより、疲労、息切れなどが増加し、例えば、体重増加および脚の腫脹などの体のむくみが増加することがあります。ユーカルディックは必ず医師の診察を受けてから使用してください。

Q.ユーカルディックは勃起不全を引き起こしますか?
勃起不全は、ユーカルディックの珍しい副作用として報告されています。ユーカルディックでの治療を開始する前に、既に問題がある場合、または治療開始後にこの副作用が発生した場合は、医師にご相談ください。

Q.ユーカルディックは心拍数を低下させますか?
はい、ユーカルディックは、特に必要以上の用量が摂取された場合、心拍数を下げる可能性があります。ユーカルディックを過剰に服用した場合、またはユーカルディックを服用中にこの症状が現れた場合は、医師に相談してください。

Q.ユーカルディックは便秘の原因になりますか?
ユーカルディックは便秘を引き起こすことは報告されていません。ユーカルディックを服用中に便秘の症状が見られた場合は、医師に相談してください。

Q.ユーカルディックには利尿物質が含まれていますか?
いいえ、ユーカルディックには利尿物質が含まれていません。

Q.ユーカルディックは頭痛を引き起こしますか?
頭痛は、ユーカルディックの非常に一般的な副作用の1つとして報告されています。用量を変更する必要がある場合がありますので、ユーカルディックを服用している間に頻繁に頭痛をが見られる場合は、医師にご相談ください。

Q.ユーカルディックはアルファ遮断薬ですか?
ユーカルディックはアルファ遮断薬ではありません。ベータブロッカーと呼ばれる医薬品群に属しています。

Q.ユーカルディックは疲労を引き起こしますか?
ユーカルディックの非常に一般的な副作用として疲労が報告されています。用量を変更する必要があるため、この症状が現れた場合は医師に相談してください。

Q.ユーカルディックはめまいの原因になりますか?
はい、ユーカルディックは副作用としてめまいを引き起こす可能性があります。これは、その使用に伴う非常に一般的な副作用であり、主に治療開始時に発生します。もしこの副作用が見られた場合は、医師にご報告ください。予防措置がとられることがあります。

Q.ユーカルディックは浮腫を起こしますか?
浮腫は、ユーカルディックの副作用として確認されていませんが、ユーカルディックの投与開始後、浮腫(または腫脹)のような心不全の症状が増す可能性があります。
心臓の基底状態を悪化させる可能性があるため、医師に相談してください。

Q.ユーカルディックはカルシウムチャネル遮断薬ですか?
いいえ、ユーカルディックはカルシウムチャネル遮断薬ではありません。ユーカルディックは、ベータブロッカーと呼ばれる一群の医薬品に属します。

Q.ユーカルディックは抗凝固剤ですか?
いいえ、ユーカルディックは抗凝固剤ではありません。ベータブロッカーと呼ばれる医薬品群に属しています。

Q.ユーカルディックは硝酸塩ですか?
いいえ、ユーカルディックは硝酸塩ではありません。ユーカルディックは、ベータブロッカーと呼ばれる一群の医薬品に属します。

Q.リジノプリルと一緒にユーカルディックを服用できますか?
ユーカルディックとリシノプリルはともに血圧を下げる効果があります。この2つの薬を一緒に飲む前には医師に相談してください。

Q.シルデナフィルとユーカルディックを併用することはできますか?
ユーカルディックとシルデナフィルは、お互いの効果を高める可能性があります。 2つの薬を一緒に飲む前には、医師に相談してください。

Q.ユーカルディックをヒドロクロロチアジドを併用できますか?
ユーカルディックとヒドロクロロチアジドの両方が血圧を下げる効果があります。また、ユーカルディックは血清カリウムを増加させ、ヒドロクロロチアジドが血清カリウムを減少させます。
相互作用による影響は明確ではありませんので、これらの2つの薬を一緒に飲む前に医師に相談してください。

Q.ユーカルディックは咳を引き起こしますか?
咳の増加は、ユーカルディックの副作用の1つとして報告されています。咳の発症が増した場合や、ユーカルディックを服用した後に咳の症状が見られる場合は、医師に相談してください。

Q.イブプロフェンとユーカルディックを併用することはできますか?
イブプロフェンは、水およびナトリウム保持によるユーカルディックの血圧低下効果を低下させる可能性があります。この2つの薬を一緒に飲む前に医師に相談してください。

Q.ユーカルディックとパラセタモール(アセトアミノフェン)を併用することはできますか?
パラセタモール(アセトアミノフェン)は、水およびナトリウム保持によるユーカルディックの血圧低下作用を低下させることがあります。この2つの薬を一緒に飲む前に医師に相談してください。

Q.ユーカルディックとナプロキセンを併用することはできますか?
ナプロキセンは、水およびナトリウム保持によるユーカルディックの血圧低下効果を低下させる可能性があります。この2つの薬を一緒に飲む前には医師に相談してください。

基本情報
カルベジロールは血管を広げ、血圧を下げる作用があります。主に高血圧症や狭心症、心不全の治療に利用されています。カルベジロールはβ遮断薬と呼ばれ、血管をリラックスさせ心拍数を減らすことで血圧を下げる作用があります。血圧を適度なレベルに保つことで、将来の病気を防ぐことにつながります。他の薬剤と組み合わせ手使用されることもあります。

用法・用量
※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

ユーカルディック錠は、水と一緒に経口服用して下さい。
慢性心不全の場合、カルベジロールは食事と併せて服用する必要があります。

【症候性慢性心不全】
初回投与は医療従事者の監督の下行い、投与後の患者の状態をが綿密に評価される必要があります。

用量の次の滴定を行う前に、臨床状態が安定していることを確認するため、心不全の治療経験のある専門家による臨床評価を受ける必要があります。
最後の診察時よりも心不全が悪化している、もしくは非代償性心不全もしくは不安定な慢性心不全の兆候がある場合は、カルベジロールの用量を増量すべきではありません。

用量の滴定は患者の必要性に応じて決定する必要があります。

利尿薬および/もしくはジゴキシンおよび/もしくはACE阻害薬を使用中の患者は、 カルベジロールによる治療を開始するまえにこれらの薬の投与が安定している必要があります。

成人:
ユーカルディック錠の初回投与量は、1回3.125mgを1日2回、2週間の服用が推奨されています。
もし用量の忍容性が良好である場合は、2週間以上の間隔を空けて、1回6.25mgを1日2回、1回12.5mgを1日2回、1回25mgを1日2回と段階的に増量することができます。
用量は、患者が許容できる最高の用量まで増量する必要があります。

重度の慢性心不全患者および体重85kg未満の軽度から中程度の慢性心不全患者に対する1日の推奨最大用量は、25mgを1日2回です。
体重85kg以上の軽度から中程度の慢性心不全患者に対する最大推奨用量は、50mgを1日2回です。

高齢者:
成人と同様です。

小児:
18歳未満の子供に対する安全性と効果は確立されていません。

【高血圧】
1日1回の服用が推奨されています。

成人:
最初の2日間は、1回12.5mgを1日1回の服用から開始することが推奨されています。
その後は1回25mgを1日1回の服用が推奨されています。
ほどんどの場合上記用量で十分ですが、必要があれば最大推奨用量として1回50mgを1日1回、もしくは複数回に分けての服用まで増量されることがあります。

用量の増量は、最低2週間の間隔を空けて実施して下さい。

高齢者:
1回12.5mgを1日1回の服用から開始することが推奨されています。
上記用量で十分に血圧をコントロールできることもあります。
もし反応性が不十分である場合、最大推奨用量として1回50mgを1日1回、もしくは複数回に分けての服用まで増量されることがあります。

小児:
18歳未満の子供に対する安全性と効果は確立されていません。

【狭心症】
成人:
最初の2日間は、1回12.5mgを1日2回の服用から開始することが推奨されています。
その後は1回25mgを1日2回の服用が推奨されています。

高齢者:
最大推奨用量は1回50mgを1日数回に分けての服用です。

小児:
18歳未満の子供に対する安全性と効果は確立されていません。

肝疾患患者:
収縮期血圧が100mmHg以上である場合、用量調節は必要ないとされています。

警告
  • 慢性心不全患者に使用する場合は、その病状に診察経験のある医師のもとで処方すること。
  • 服用後にめまいや傾眠等が起こることがあり、自動車の運転やその他危険を伴う作業を行う場合には注意させる。
  • 本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。
  • 心電図検査や血液検査を定期的に受けてください。
  • 服用中はアルコールの摂取を避けてください。
相互作用
以下のお薬との飲み合わせには注意が必要です。
血圧の薬のジルチアゼム(ヘルベッサー)、ベラパミル(ワソラン)、心臓の薬、抗不整脈薬、免疫抑制薬のシクロスポリン、結核の薬

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