ラノキシン (ジゴキシン)
ラノキシン(ジゴキシン)は、強心薬です。心臓の収縮力を強める作用があり、心不全などの治療に使用されます。
ジゴシン/ ラニラピッド ジェネリック
ジゴキシン, Digoxin
ラノキシン, Lanoxin
10
GSK(インド製)
錠
0.25 mg
インド
165
【ジゴキシン】食事の有無にかかわらず摂取できますが、常に一定の時間に服用することをお勧めします。
【ジゴキシン】アルコールとの相互作用は不明です。 医師へご確認下さい。
【ジゴキシン】妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。
【ジゴキシン】母乳育児中の使用は安全です。ヒトの研究では、薬物が母乳中に有意な量で流入しないか、乳児に毒性を引き起こすとは考えられていないことが示唆されています。
【ジゴキシン】めまいや眠気を感じたり、視力に影響を及ぼす可能性があります。視界がはっきりするまで車の運転などは控えて下さい。
【ジゴキシン】腎疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性があります。医師へご相談下さい。カリウム、マグネシウムおよびカルシウム濃度の定期的な検査が推奨されます。
【ジゴキシン】肝疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られていますが、用量変更の必要はないことが示されています。医師へご相談下さい。
ラノキシン (ジゴキシン)
ラノキシン (ジゴキシン)の使用方法
ラノキシン (ジゴキシン)は、心不全および不整脈の治療に使用されます。医師の指示に従い、決められた時間に服用してください。ラノキシン (ジゴキシン)は、血中濃度を一定に保つために、毎日同じ時間に服用することが重要です。
ラノキシン (ジゴキシン)は心収縮を増強させ、血液を作り出し、体全体の血液循環を高めます。これにより、心臓の負担を軽減し、心拍数を適正に保ちます。
ラノキシン (ジゴキシン)の一般的な副作用
一般的な副作用には、吐き気、嘔吐、下痢、皮膚発疹、遅い心拍、視覚障害、めまいがあります。これらの症状が現れた場合は、直ちに医師に相談してください。
よくある質問
ラノキシン (ジゴキシン)は、心不全や不整脈の治療に用いられる強心薬です。心臓の収縮力を高め、血液の循環を改善します。
Q.ジゴキシンとジギタリスの違いは?
ギゴキシン、ジギタリスは、もともと植物の成分に含まれているものではなく、酵素分解により、二次的に生成した成分です。
ジギタリス内には、強心配糖体の他、ジギニン(diginin) などのプレグナン配糖体やステロイドサポニン、フラボノイドも含まれています。また、ジギトキシンは、うっ血性心不全の治療薬として用いられています。
Q.ジゴキシンの作用機序は?
ジゴキシンはナトリウム・ポタシウムATPアーゼを阻害し、心筋細胞内のカルシウム濃度を上昇させることで心収縮力を高めます。
Q.ジゴキシンの血中濃度が重要なのはなぜですか?
適切な血中濃度を維持することで、効果を最大限に引き出し、副作用を最小限に抑えることができます。
Q.ジゴキシンの低カリウム血症のリスクはなぜですか?
ジゴキシンはカリウムレベルに影響を与えるため、低カリウム血症を引き起こすことがあります。これは不整脈のリスクを高めます。
Q.ジゴキシンの服用中に不整脈が発生するのはなぜですか?
ジゴキシンは心臓の電気的活動に影響を与えるため、不整脈を引き起こす可能性があります。
Q.ジゴキシンはなぜ心拍数を低下させるのですか?
ジゴキシン、ジギタリスには、心筋細胞のカルシウム濃度をあげて収縮力を増加させる強心薬としての作用と迷走神経や房室結節へ作用して心拍数を減少させます。
は迷走神経を刺激し、心拍数を低下させる作用があります。
Q.ジゴキシンの作用はどのように現れるのですか?
ジゴキシンは心筋の収縮力を高め、血液の流れを改善し、呼吸を整えます。
基本情報
ジゴキシン(ラノキシン)はジギタリス系の強心薬で、心臓の収縮力を強め、心不全などの治療に用います。
カルシウム、ナトリウムとカリウムの動きを制御する酵素の活性を阻害します(ATPアーゼ)。その結果、心臓の筋肉の収縮力を増加させ、血液の流れが良くし、呼吸が整います。
日本では50年以上の歴史がある心不全の治療薬です。1975年にFDAはジゴキシンを承認しました。
用法・用量
医師の指示に従い、適切な量を服用してください。通常、成人では0.125mgから0.25mgが一般的な用量です。子供の場合、体重に基づいて調整されます。
警告
本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用を避けること。他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。お子様の手の届かない場所に保管してください。服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談ください。開封後は涼しい直射日光を避けて保管してください。
禁忌
ラノキシン (ジゴキシン)は、以下の患者には禁忌です。
・過敏症のある患者
・心室細動の患者
・高度の房室ブロックの患者
慎重投与
以下の持病、もしくは症状がある場合には、医師へ知らせてください。
・房室ブロック
・洞房ブロック
・閉塞性心筋疾患
・腎臓病
・甲状腺疾患
・特定の心臓疾患
相互作用
以下のお薬を使用している場合には、医師へ知らせてください。
・過敏症のある患者
・心室細動の患者
・高度の房室ブロックの患者
・カルシウム注射剤
・β遮断剤
・カリウム排泄型利尿剤
・血圧降下剤
・フルバスタチン
・アトルバスタチン
・プロトンポンプ阻害剤
・シクロスポリン
・抗甲状腺製剤
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中、授乳中の女性への投与は慎重に行うべきです。必要に応じて、医師の監督下で使用することが推奨されます。
保存等
ラノキシン (ジゴキシン)は直射日光を避け、涼しい場所に保管してください。お子様の手の届かない場所に保管してください。開封後は、適切な保管条件を維持してください。
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