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カソデックス (ビカルタミド)

カソデックス 錠は、非ステロイド性抗アンドロゲン剤です。転移性前立腺癌を治療するために使用されます。

同義語

カソデックス, Casodex

有効成分

ビカルタミド, Bicalutamide

その他のブランド名

カソデックス, Casodex

包装

28

製造元

AstraZeneca

形状

含有量

150mg, 50mg

製造国

インド

SKU

1753

【カソデックス】食事の有無に関わらず投与できますが、常に一定の時間に服用することが推奨されます。

【カソデックス】アルコールとの相互作用は不明です。医師へご確認下さい。

【カソデックス】妊娠中に使用するのは大変危険です。 ヒトおよび動物での研究では、胎児に重大な悪影響を及ぼしています。医師に相談してください。

【カソデックス】不明ですので医師へご相談下さい。

【カソデックス】通常、車の運転などに影響を及ぼすことはありません。

【カソデックス】腎疾患での使用は恐らくは安全で、線量変更なども必要ありません。

【カソデックス】肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談下さい。また薬の服用中は肝機能検査が定期的に行われます。

シルデナフィル

ビカルタミド

使用方法
カソデックスは前立腺癌の治療に使用されます。
効能・効果
カソデックスは、天然の男性ホルモンが前立腺細胞の増殖に及ぼす影響を阻害することで作用します。また、過度の髪の成長および座瘡などの女性においてのアンドロゲンによる望ましくない影響を防ぎます。
一般的な副作用
発疹、めまい、性欲減退、男性においての乳房の拡大、眠気、虚弱、吐き気、腹痛、消化不良、体重の増加、肝酵素の増加、乳房の軟化、貧血、うつ病、食欲の減少、鼓腸、便秘、ほてり
専門家のアドバイス
  • 肝疾患がある場合は、カソデックスを服用する前に医師にご相談ください。
  • カソデックスは、重度の肝機能障害(腹痛、食欲不振、尿の色が濃く変化、疲労、黄疸、吐き気、嘔吐の症状)を引き起こすことがあります。そのような症状が現れたらカソデックスの服用を中止し、医師に相談してください。
  • PSAの上昇に伴い症状の進行がある場合は、カソデックス治療を止めなければならない場合があるため、すぐに医師に相談してください。
  • ガラクトース不耐性、ラップラクターゼ欠損症またはグルコースガラクトース吸収不良など稀な遺伝的問題がある場合は薬を服用しないでください。
  • カソデックスでの療法中に眠気を感じることがありますのでご注意ください。
  • カソデックスを服用している間は、過度に日光や紫外線を浴びないで下さい。
  • カソデックスでの治療中は、飲酒は控えて下さい。薬の副作用を悪化させる可能性があります。
よくある質問
Q.ビカイルタミドは化学療法薬ですか?
いいえ、ビカイルタミドは化学療法薬ではありません。

Q.カソデックスはホルモンですか、またPSA値を下げますか?
カソデックスはホルモンではありませんが、抗アンドロゲン特性があるためPSAを低下させます。


基本情報
有効成分のビカルタミドはフルタミドと同じく転移性前立腺癌を治療するため用いられる非ステロイド性の抗アンドロゲン剤の薬です。前立腺がん細胞のアンドロゲン受容体をブロックしてアンドロゲンの働きを抑え、がん細胞の増殖を阻害する作用があります。LHRHa併用療法が可能でロイプロリドやゴセレリンといった別の薬合わせて利用されます。
前立腺癌の患者へ投与され癌の広がり成長を阻害するが病状を根本的に治療するものではない。病勢の進行が認められた場合には,手術療法等他の適切な処置を考慮すること。

用法・用量
※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【推奨用量および用法】
成人に対する推奨用量は、1日1錠です。
錠剤は水と一緒にそのまま飲み込んで下さい。
カソデックス錠は、できるだけ毎日同じ時間に服用して下さい。
症状の改善が見られても、医師の指示が無い限りは服用を中止しないで下さい。

【服用を忘れた場合】
予定時間に服用し忘れた場合は1回分を飛ばし、次の用量から通常通り服用を再開して下さい。
忘れた分の用量を補うために倍量(1度に2回分)服用しないで下さい。

警告
  • 本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。
  • 他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。
  • 服用後は定期的に肝機能の検査を受けてください。
  • 抗血栓薬のワルファリン(ワーファリン)との併用は注意してください。
相互作用
他の薬剤(漢方、サプリメント、ハーブを含む。処方薬・非処方薬を問わず。)を既に服用・使用している場合は事前に医師に伝えて下さい。飲み合わせの安全性を医師・薬剤師にによし確認、判断することは大変重要です。

【併用禁忌】
アステミゾール
シサプリド
テルフェナジン

【併用注意】
ビカルタミド
トルブタミド
デキストロメトルファン
主にCYP3A4によって代謝される薬物
・カルバマゼピン
・シクロスポリン
・トリアゾラム等
クマリン系抗凝血薬
・ワルファリン等

高齢者への投与
一般的に高齢者では生理機能が低下しているので、特に慎重に使用を進めることが大切です。

保存等
室温保存

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