電話: (050) 5806 4417

平日09:30~18:30(日本時間)

ゾフラン ザイディス

:ゾフラン ザイディス(オンダンセトロン)は制吐薬です。 抗がん剤(化学療法や放射線)の使用による吐き気や嘔吐を防ぐために使用されます。

同義語

ゾフラン ザイディス, Zofran Zydis

有効成分

オンダンセトロン二, Ondansetron HCl dihydrate

その他のブランド名

ゾフラン ザイディス, Zofran Zydis

包装

10

製造元

GSK

形状

含有量

4mg, 8mg

製造国

インド

SKU

2049

【ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)】 食べ物の有無にかかわらず服用できますが、一定の時間に服用ください。

【ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)】 アルコールとの相互作用は不明です。医師にご確認下さい。

【ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)】 妊娠中の使用は恐らく安全です。動物研究では胎児への悪影響は少ないか、全く無いことが示されていますが、ヒトでの研究データは限られています。医師にご確認下さい。

【ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)】 授乳中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データは限られていますが、薬が乳児に重大なリスクがないことが示されてます。

【ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)】 通常運転能力に影響はありません。

【ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)】 腎疾患患者の使用は安全であり、薬の用量調節も必要ないとされています。
しかし腎疾患の基礎がある場合は、医師へ知らせてください。 ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)を1日以上服用するケースについては、情報が限られています。

【ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)】 肝疾患患者の使用に関する情報は限られています。医師にご確認下さい。

オンダンセトロン

使用方法
ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)は吐き気や嘔吐の治療と予防に使用されます。
効能・効果
ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)は鎮吐薬です。
これは吐き気や嘔吐を引き起こす化学物質である、セロトニンの作用を阻害することで作用します。
一般的な副作用
疲労、頭痛、注射部位アレルギー反応、紅潮(顔や耳、首、体の温熱感)、便秘
専門家のアドバイス
  • ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)は、食事の30分前に服用してください。
  • ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)服用後30分以内に嘔吐した場合は、同じ量をもう一度服用してください。嘔吐が続く場合は、医師へご確認ください。
  • ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)は6〜10日間程度の短期間の服用であれば、副作用のリスクは最小限(許容範囲)に抑えられます。
  • 気分が悪く錠剤やカプセルを飲み込むのが難しい場合は、口腔内で溶けるフィルム/ストリップ(濡れた表面に接触すると溶解する薬用ストリップ)をご使用ください。
  • 経口で溶けるフィルム/ストリップを使用してのゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)服用方法:
  1. 手が乾燥していることを確認してください。
  2. 直ちにフィルム/ストリップを舌の上に置きます。
  3. フィルム/ストリップは数秒で溶解し、唾液で飲み込むことができます。
  4. フィルム/ストリップを飲み込むために、水やその他の飲み物は必要はありません。
よくある質問
Q. エメスト/オンデン/ヴォムキンド/ザフラン/ラニドムは何に使用されますか?
エメスト/オンデン/ ヴォムキンド/ザフランは、吐き気や嘔吐の治療に使用されるゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)の商品名の一部です。ラニドムは、有効成分としてエソメプラゾールを含有する薬の商品名で、胃酸過多の治療に使用されています。

Q. ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)は吐き気/嘔吐/ウイルス性胃腸炎/食中毒/乗り物酔い/下痢/痛みの治療のために服用できますか?
ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)は、医師の処方があれば吐き気や嘔吐、乗り物酔いの治療に使用できます。食中毒や痛み、ウイルス性胃腸炎の治療には使用されません。

Q. タイレノール/ペプト・ビスモル/アジスロマイシン/ザナックス/ビコジン/オキシコドン/ヒドロコドンとゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)を併用できますか?
ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)とタイレノール(パラセタモール)/ペプトビス(サリチル酸ビスマス)/アジスロマイシン/ザナックス(アルプラゾラム)/ビコジン(アスピリンとヒドロコドン)/オキシコドン/ヒドロコドンとの相互作用は知られていません。ただし、薬の併用前に医師へご相談ください。

Q. ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)は眠気を引き起こしますか?
ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)は眠気/めまいの原因となることがあります。このような症状が現れる場合は、医師へご相談ください。

Q. ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)にはアセトアミノフェン/アスピリン/ペニシリンが含まれますか?
いいえ、ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)はそれ自体が化合物です。よってアセトアミノフェンやアスピリン、ペニシリンを含みません。

Q. ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)は抗生物質/抗ヒスタミン薬/スルファ薬ですか?
いいえ、ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)は抗生物質、スルファ剤、抗ヒスタミン薬ではありません。吐き気や嘔吐を治療する制吐薬です。

Q. ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)は乳児/幼児にとって安全ですか?
医師の指示がない限り、幼児/幼児には使用しないでください。

Q. ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)は店頭薬ですか?
いいえ、ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)は処方箋薬です。店頭では購入できません。

Q. ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)は規制物質ですか?
いいえ、ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)は規制物質ではありません。

Q. ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)とオメプラゾールを併用できますか?
ゾフラン ザイディス (オンダンセトロン)は吐き気(気分の悪さ)や嘔吐を和らげるための制吐薬です。 オメプラゾールとの併用による有害な影響は知られておりません。よってこれらの2つの薬は併用可能です。
基本情報
オンダンセトロンは、抗がん剤癌(化学療法や放射線)の使用による吐き気や嘔吐を防ぐために使用されます。嘔吐を引き起こす5-HT3(セロトニン)という物質の伝達経路を遮断する作用のある、「5-HT3受容体拮抗薬」です。錠剤やシロップの飲み薬は悪心・嘔吐を未然に防ぐために使用します。すでに悪心・嘔吐が現れている場合は制吐療法として注射を使用します。
禁忌
オンダンセトロンやドラセトロン(アンゼメット)、グラニセトロン(カイトリル)、またはパロノセトロン(Aloxi)と同様の薬にアレルギーがある場合の使用は禁忌。
重要な基本的注意
肝疾患、QT延長症候群の既往歴または家族歴がある場合、オンダンセトロンを使用する前に、医師に相談してください。
相互作用
アポモルフィン(Apokyn)を使用している場合ゾフランを服用しないでください。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
オンダンセトロンの胎児に対して有害であるとの報告はありませんが、妊娠しているか、または治療中に妊娠の予定がある場合は、医師に伝えてください。また、授乳を通して赤ちゃんへオンダンセトロンが移行するかどうかの報告はありませんが、授乳中は医師に無断で本剤を服用しないで下さい。
小児等への投与
オンダンセトロンは4歳以下の子供には使用してはいけません。
高齢者での全死因死亡率と体重の減少の間には関連性がある 2023年4月17日

オーストラリアのモナッシュ大学が率いる国際研究チームは、体重と胴囲の変化と全原因および原因別の死亡率との関連性について調査しました。 JAMA Network Open に掲載された論文「Associations of Change in Body Size With All-Cause and

研究者は希少肝がんでの有望な新しい薬剤を特定 2022年11月11日

若い人に稀に見られる致命的な肝臓癌として線維層状腫瘍(原発性肝癌)は、ほぼ完治が不可能です。 外科手術で腫瘍を取り除くことはできますが、がんが全身に広がり始めると、がんを抑えることができる既存の治療法はありません。 この新しい研究では、線維層状腫瘍の増殖には1 つの特定の変異が必要であり、変異し

実験的治療が膵臓癌に対する新しい選択肢となる可能性 2022年6月3日

2022年6月2日(ヘルスディニュース)- 新しい報告では、膵臓癌の治療において潜在的な突破口となる可能性があるものとして、患者の免疫系の重要な要素を再配線して腫瘍細胞を死滅させることができることを示唆しています。 実験的治療では、1人の患者ですでに有望であることが示されています。 キャシー・ウ

口腔がんの痛みは、がんが広がる可能性を予測 2020年10月8日

口腔がんは、高レベルの痛みを経験している患者に広がる可能性が高くなりますが、ニューヨーク大学(NYU)歯学部の研究者チームによると、転移性口腔がんがなぜそれほど痛みを伴うのかについて遺伝的および細胞的な手がかりを見つけました。 Nature誌が発行したScientific Reportsに掲載され

湿った寒い気候は、がんの症例増加と関連している 2019年12月11日

とある研究では、寒く湿った地域に住むことは、がん蔓延の増加と関連していることが初めてわかりました。研究の結論は驚くべきものであり、議論を呼びそうです。遥か昔、科学者によって日光の紫外線への曝露が増加すると皮膚がんリスクが増加するという事実が確立されました。しかし新しい研究では、降水量と寒冷気候が非難

吐き気がある時に最適なお茶 2019年12月9日

吐き気とは、吐きそうになる胃の不快感のことを言います。この不快感は、胸から上腹部、もしくは喉の奥からせり上がります。吐き気は一般的に、消化器障害や妊娠、ウイルス、もしくは不快な臭いによって引き起こされます。しかし医学界では、吐き気が起きる原因について完全には理解できていません。幸いなことに、吐き気の

経口避妊薬による吐き気について知っておくべきこと 2019年8月23日

経口避妊薬を服用している人の中には、副作用がない人もいます。しかし、吐き気がある方が一般的です。 避妊薬、またはホルモン避妊薬は、妊娠を防ぐ方法です。それらはまた月経周期を調節し、それに関連する痛みを軽減するのにも役立ちます。 これらの錠剤には、卵子の生産を止め、精子が子宮に到達するのを防ぐため

妊娠初期のオンダンセトロン服用リスクは低い 2019年4月9日

心臓奇形の増加は見られず、一般的な制吐薬と関連した口唇裂のリスクのわずかな増加が見られました。オンダンセトロン(商品名:ゾフラン)は、妊娠中の吐き気軽減のために一般的に処方され、処方頻度がますます高まっている薬です。アメリカでは2014年、妊娠中の女性の約22%が、妊娠中のいずれかの時点でこの薬を使

吐き気と食欲不振の原因とは? 2019年3月25日

吐き気と食欲不振は関連しています。吐き気はしばしば食欲不振を招き、食事が十分でないと吐き気を感じることがあります。これら2つの症状は、さまざまな状態に関連している可能性があります。中には医療処置を必要とする症状もありますが、自宅治療が可能なものも多くあります。吐き気は、多くの人が気分が悪くなると経験

妊娠中のオンダンセトロンの服用はほとんどの先天性欠損に関連せず 2018年10月31日

(HealthDay)医療誌『Obstetrics&Gynecology』の8月号に発表された研究によると、妊娠中の吐き気および嘔吐の治療のためのオンダンセトロンの使用は、先天性欠損と関連していないと思われます。  ボストン大学公衆衛生学校のサマンサ・E・パーカー博士らは、2つの症例対照研

より多くのデータが示す“ツワリにオンダンセトロン”の安全性 2018年9月6日

  オンダンセトロンが妊娠の第1期に吐き気や嘔吐のために服用された場合で、大部分の先天異常の増加と関連していないことが2つの大規模な研究の分析から明らかになりました。   「オンダンセトロンは化学療法、放射線療法、手術に関連する吐き気や嘔吐の治療のためだけに米

オンダンセトロン治療によるロタウイルス感染症状の軽減 - ランダム化され二重盲検下で実施されたプラセボ対照試験 2018年9月5日

背景ロタウイルスおよびノロウイルスは、重度の下痢や嘔吐の他、深刻な脱水症状や死に繋がりかねない症状を伴う急性胃腸炎を引き起こします。この無作為に二重盲検下で実施されたプラセボ対照試験は、セロトニン受容体作動薬であるオンダンセトロンが、ロタウイルスやノロウイルスによる嘔吐や下痢を減弱し、経口補水を促進