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テルマH (テルミサルタン/ヒドロクロロチアジド)

テルマH (テルミサルタン/ヒドロクロロチアジド)は、2つの有効成分ヒドロクロロチアジドとテルミサルタンの配合薬です。これらの働きで効果的に血圧を低下させます。体のむくみや心不全、また、腎臓結石の治療に使用されます。

同義語

ミカルディスH Micardis H

有効成分

テルミサルタン/ヒドロクロロチアジド Telmisartan Hydrochlorothiazide

その他のブランド名

テルマH, Telma-H

包装

10

製造元

Glenmark Pharmaceuticals

形状

含有量

テルミサルタン 40mg/ ヒドロクロロチアジド 12.5mg, テルミサルタン 80mg/ ヒドロクロロチアジド 12.5mg

製造国

インド

SKU

3059

【ヒドロクロロチアジド】食事と一緒に服用下さい。
【テルミサルタン】食事の有無に関わらず摂取することができますが、いつも一定の時間に服用することが勧められます。

【ヒドロクロロチアジド】アルコールと一緒にヒドロクロロチアジドを服用すると、血圧を下げるのに相加的な影響があります。 頭痛、めまい、たちくらみ、失神、脈拍数や心拍数の変化が起こることがあります。
【テルミサルタン】 テルミサルタンをアルコールと摂取すると、血圧が低くなりすぎることがあります。

【ヒドロクロロチアジド】おそらく妊娠中に使用するのは安全です。 動物研究では、胎児に悪影響を及ぼさないか、または全く示されませんでしたが、ヒトの研究では限られています。 医師にご相談ください。
【テルミサルタン】妊娠中に使用するのは安全ではありません。 ヒトの胎児にリスクがあるという証拠がありますが、妊娠中の女性の使用による利益は、例えば生命を脅かす状況のようなリスクがある場合に許容される可能性があります。 医師に相談してください。

【ヒドロクロロチアジド】授乳中の使用は注意が必要です。本薬での治療を終え、薬が排泄されれから授乳を再開して下さい。また、母乳の分泌が減少することがあります。
【テルミサルタン】母乳育児中も安全に使用いただけますが、念のため医師に相談してください。

【ヒドロクロロチアジド】めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。
【テルミサルタン】めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。

【ヒドロクロロチアジド】重度の腎機能障害がある場合は推奨されません。また用量調整が必要となる場合があります。医師へご相談下さい。
【テルミサルタン】本薬は、腎疾患に対して相互作用はありませんので、線量変更なども必要ありません。しかし、腎疾患がある場合は、医師に知らせてください。薬の服用中は、血圧、クレアチニン、カリウム濃度の定期的なモニタリングが勧められます。

【ヒドロクロロチアジド】不明ですので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。
【テルミサルタン】肝疾患がある場合は、安全ではない可能性がありますので注意が必要です。医師へご相談下さい。

シルデナフィル
シルデナフィル

ヒドロクロロチアジド

基本情報
テルミサルタンは血圧を上げる原因となる物質「アンジオテンシンⅡ」の生成を抑え、これにより血管が広がり、水分や電解質が調整され結果として血圧が下がります。そのためアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬と(ARB)と呼ばれます。従来のACE阻害薬によくみられる咳の副作用があまりないのが特徴です。その他の副作用も比較的少なく、長期維持療法の選択薬として選ばれることも多いお薬です。血圧を抑えることで心臓や腎臓の負担を軽くします。血圧を適度なレベルに保つことが、脳卒中や心臓病、腎臓病などの将来の病気を防ぐことにつながるのです。 副作用が少なく、長期利用に適しています。他の薬剤と組み合わせて使用されることもあります。腎臓機能が良くない場合、飲みはじめに状態が悪化することがあります。まれに肝臓機能の悪化が起きることがあります。定期的な血液検査や肝機能検査を受けること。薬の効きすぎにより血圧が下がり過ぎ、めまいや立ちくらみを起こすことがあります。特に高齢者や利尿薬などとの併用、透析中、減塩療法中、夏場の汗をよくかく時期などでは注意が必要です。 ヒドロクロロチアジド(Hydrochlorothiazide)は、サイアザイド系(チアジド系)利尿薬のひとつです。接合尿細管にて管腔側のNa+-Cl−共輸送担体を阻害することでナトリウムの再吸収を抑制し、利尿作用をもたらします。消化管から速やかに吸収され、血漿蛋白との結合率が高く、腎臓以外にはほとんど分布しない。高血圧症(本態性、腎性等)、悪性高血圧、心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫、月経前緊張症、薬剤(副腎皮質ホルモン、フェニルブタゾン等)による浮腫、本態性Ca2+尿症の結石予防、腎性尿崩症などの治療に用いられる。糸球体濾過量(GFR)低下を引き起こすため重い腎機能障害がある場合には使用してはいけません。副作用で低カリウム血症を引き起こし糖尿病の増悪・高血糖を招いたり、高尿酸血症を招く恐れがあるので注意が必要です。サイアザイド系利尿薬は一般に高尿酸血症を誘発する可能性がありますが、それは尿酸排出を担っているMRP4がヒドロクロロチアジドのような利尿薬の排出と競合するためであるとされています。 <高血圧について>
高血圧は、血圧が正常範囲を超えて高い状態が続くことです。誰しも、興奮したり運動するなどした際に一時的に血圧が上昇することはあります。しかし、正常であればその後は正常値範囲内に戻るのが普通です。しかしながら、高血圧の人の場合は平常時に血圧が正常範囲を超えている状態を維持しています。
なぜ高血圧が問題なのでしょうか。それは、高血圧が脳卒中、心疾患、腎不全などの重大な病気の発症リスクを高めるためです。高血圧になると血管に常に負担がかかるため、血管の内壁が傷つきやすく、硬化し柔軟性がなくなることで動脈硬化などを引き起こしやすくなります。 特に高血圧によりリスクが最も高まるのが脳卒中です。脳卒中は一命をとりとめても、運動障害や言語障害などその後の生活に支障をきたすことになることも多い重大疾患です。高血圧は心臓への負担も高めるため心筋梗塞や狭心症のリスクが高まります。また、血圧が高いことで血中ナトリウムが体から正常に排出されずに血圧がさらに上昇する悪循環を招きやすくなります。慢性腎臓病があると、心筋梗塞や脳卒中での死亡率が高まることが明らかになっています。高血圧は静かにじわじわと健康を脅かすため、「サイレントキラー」とも呼ばれます。 高血圧の原因はいくつかあります。ひとつは原因がわかっていない本態性高血圧です。もうひとつは、ホルモン異常などに起因する二次性高血圧です。日本人の高血圧患者の9割が本体性高血圧症だといわれていますが、高血圧患者の子供が高血圧になる確率が高いため、遺伝が関係しているのではないかと考えられています。ただし、遺伝要素を持つ人が必ず高血圧になるというわけではなく、高血圧の遺伝要素を持っている人が高血圧になりやすい生活習慣(塩分の過剰摂取、肥満、喫煙、飲酒、運動不足など)を続けることで高血圧を起こすのではと考えられています。また、高血圧の遺伝要素がない人でも、高血圧になりやすい生活習慣を続けることで高血圧になる危険性が高まります。 高血圧は年代が上がるにつれて罹りやすくなる生活習慣病で、50代では約半数が高血圧と推定されています。日々の生活の中で、減塩(ラーメンや麺類のスープを残す、調味料にお酢を取り入れて塩分を減らすなど)や深呼吸、トイレで無理にいきまないようにするなど、小さい心がけでも降圧が期待できます。日常生活の中で、高血圧の人が特に注意が必要といわれているのが入浴です。脱衣場との温度差、高温のお湯にいきなり入る、いきなり出る、長湯をするなどは血圧の急激な変化を引き起こすため危険です。脱衣場と風呂場の温度差をなくすように工夫し、ぬるめのお湯にゆっくりと入り、出る際もゆっくりとあがるように心がけましょう。 仮面高血圧とは、病院の診察室で測る血圧は正常値の範囲内であるものの、違う時間帯に自宅で測ると血圧が高いなどの場合のことを言います。血圧計をお持ちの方は自宅での測定値が正常値を超えていたり、病院での測定値と大きく異なっている場合には、医師に相談してください。
警告
薬が効きすぎて、めまいや立ちくらみが起こる場合があるので注意すること
心臓、腎臓や肝臓の悪い人など持病のある人は医師と相談すること
他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。
本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること
妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。
お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。
服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。
開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。
慎重投与
下記の症状を持っている場合には医師へ知らせてください。
両側性腎動脈狭窄、高カリウム血症、肝障害、重篤な腎障害、脳血管障害
相互作用
下記のお薬を使用している場合には医師へ知らせてください。
エプレレノン(セララ)、スピロノラクトン(アルダクトン)、利尿薬、ジゴキシン、選択的COX-2阻害剤、エナラプリル、ベナゼプリル
保存等
遮光、室温保存

テルミサルタン

基本情報
テルミサルタンは血圧を上げる原因となる物質「アンジオテンシンⅡ」の生成を抑え、これにより血管が広がり、水分や電解質が調整され結果として血圧が下がります。そのためアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬と(ARB)と呼ばれます。従来のACE阻害薬によくみられる咳の副作用があまりないのが特徴です。その他の副作用も比較的少なく、長期維持療法の選択薬として選ばれることも多いお薬です。血圧を抑えることで心臓や腎臓の負担を軽くします。血圧を適度なレベルに保つことが、脳卒中や心臓病、腎臓病などの将来の病気を防ぐことにつながるのです。 副作用が少なく、長期利用に適しています。他の薬剤と組み合わせて使用されることもあります。腎臓機能が良くない場合、飲みはじめに状態が悪化することがあります。まれに肝臓機能の悪化が起きることがあります。定期的な血液検査や肝機能検査を受けること。薬の効きすぎにより血圧が下がり過ぎ、めまいや立ちくらみを起こすことがあります。特に高齢者や利尿薬などとの併用、透析中、減塩療法中、夏場の汗をよくかく時期などでは注意が必要です。 ヒドロクロロチアジド(Hydrochlorothiazide)は、サイアザイド系(チアジド系)利尿薬のひとつです。接合尿細管にて管腔側のNa+-Cl−共輸送担体を阻害することでナトリウムの再吸収を抑制し、利尿作用をもたらします。消化管から速やかに吸収され、血漿蛋白との結合率が高く、腎臓以外にはほとんど分布しない。高血圧症(本態性、腎性等)、悪性高血圧、心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫、月経前緊張症、薬剤(副腎皮質ホルモン、フェニルブタゾン等)による浮腫、本態性Ca2+尿症の結石予防、腎性尿崩症などの治療に用いられる。糸球体濾過量(GFR)低下を引き起こすため重い腎機能障害がある場合には使用してはいけません。副作用で低カリウム血症を引き起こし糖尿病の増悪・高血糖を招いたり、高尿酸血症を招く恐れがあるので注意が必要です。サイアザイド系利尿薬は一般に高尿酸血症を誘発する可能性がありますが、それは尿酸排出を担っているMRP4がヒドロクロロチアジドのような利尿薬の排出と競合するためであるとされています。 <高血圧について>
高血圧は、血圧が正常範囲を超えて高い状態が続くことです。誰しも、興奮したり運動するなどした際に一時的に血圧が上昇することはあります。しかし、正常であればその後は正常値範囲内に戻るのが普通です。しかしながら、高血圧の人の場合は平常時に血圧が正常範囲を超えている状態を維持しています。
なぜ高血圧が問題なのでしょうか。それは、高血圧が脳卒中、心疾患、腎不全などの重大な病気の発症リスクを高めるためです。高血圧になると血管に常に負担がかかるため、血管の内壁が傷つきやすく、硬化し柔軟性がなくなることで動脈硬化などを引き起こしやすくなります。 特に高血圧によりリスクが最も高まるのが脳卒中です。脳卒中は一命をとりとめても、運動障害や言語障害などその後の生活に支障をきたすことになることも多い重大疾患です。高血圧は心臓への負担も高めるため心筋梗塞や狭心症のリスクが高まります。また、血圧が高いことで血中ナトリウムが体から正常に排出されずに血圧がさらに上昇する悪循環を招きやすくなります。慢性腎臓病があると、心筋梗塞や脳卒中での死亡率が高まることが明らかになっています。高血圧は静かにじわじわと健康を脅かすため、「サイレントキラー」とも呼ばれます。 高血圧の原因はいくつかあります。ひとつは原因がわかっていない本態性高血圧です。もうひとつは、ホルモン異常などに起因する二次性高血圧です。日本人の高血圧患者の9割が本体性高血圧症だといわれていますが、高血圧患者の子供が高血圧になる確率が高いため、遺伝が関係しているのではないかと考えられています。ただし、遺伝要素を持つ人が必ず高血圧になるというわけではなく、高血圧の遺伝要素を持っている人が高血圧になりやすい生活習慣(塩分の過剰摂取、肥満、喫煙、飲酒、運動不足など)を続けることで高血圧を起こすのではと考えられています。また、高血圧の遺伝要素がない人でも、高血圧になりやすい生活習慣を続けることで高血圧になる危険性が高まります。 高血圧は年代が上がるにつれて罹りやすくなる生活習慣病で、50代では約半数が高血圧と推定されています。日々の生活の中で、減塩(ラーメンや麺類のスープを残す、調味料にお酢を取り入れて塩分を減らすなど)や深呼吸、トイレで無理にいきまないようにするなど、小さい心がけでも降圧が期待できます。日常生活の中で、高血圧の人が特に注意が必要といわれているのが入浴です。脱衣場との温度差、高温のお湯にいきなり入る、いきなり出る、長湯をするなどは血圧の急激な変化を引き起こすため危険です。脱衣場と風呂場の温度差をなくすように工夫し、ぬるめのお湯にゆっくりと入り、出る際もゆっくりとあがるように心がけましょう。 仮面高血圧とは、病院の診察室で測る血圧は正常値の範囲内であるものの、違う時間帯に自宅で測ると血圧が高いなどの場合のことを言います。血圧計をお持ちの方は自宅での測定値が正常値を超えていたり、病院での測定値と大きく異なっている場合には、医師に相談してください。
警告
薬が効きすぎて、めまいや立ちくらみが起こる場合があるので注意すること
心臓、腎臓や肝臓の悪い人など持病のある人は医師と相談すること
他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。
本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること
妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。
お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。
服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。
開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。
慎重投与
下記の症状を持っている場合には医師へ知らせてください。
両側性腎動脈狭窄、高カリウム血症、肝障害、重篤な腎障害、脳血管障害
相互作用
下記のお薬を使用している場合には医師へ知らせてください。
エプレレノン(セララ)、スピロノラクトン(アルダクトン)、利尿薬、ジゴキシン、選択的COX-2阻害剤、エナラプリル、ベナゼプリル
保存等
遮光、室温保存
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