ロサルタン (ニューロタン ジェネリック)
ロサルタン(Losartan)は高血圧治療薬です。本薬はアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬に分類され、アンジオテンシンⅡの生成を阻害することで血圧を下げます。 血圧が下がることで脳卒中、心疾患、腎不全などの病気予防につながります。
ニューロタン ジェネリック
ロサルタン, Losartan
コバンス, Covance, リペース, Repace, コサート, Cosart
10
FDC, RPG Life Sciences, Cadila, Micro Carsyon, Ranbaxy, Sun Pharma, Cipla
錠
25 mg, 50 mg, 100 mg
インド, イギリス
60
【ロサルタン (ニューロタン ジェネリック)】食事の有無にかかわらず摂取することができますが、いつも同じ時間に服用することが推奨されています。
【ロサルタン (ニューロタン ジェネリック)】アルコールとロサルタン (ニューロタン ジェネリック)を服用すると、過度の低血圧症状が見られることがあります。
【ロサルタン (ニューロタン ジェネリック)】妊娠中に使用するのは安全ではありません。ヒトの胎児へのリスクがあるという肯定的な証拠がありますが、例えば生命を脅かすような状況で妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。
【ロサルタン (ニューロタン ジェネリック)】母乳育中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データは限られていますが、薬が乳児に重大なリスクがないことが示されてます。
【ロサルタン (ニューロタン ジェネリック)】車の運転などに影響を及ぼすかどうかは不明ですが、反応や集中力に影響するような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。
【ロサルタン (ニューロタン ジェネリック)】腎疾患での使用は恐らくは安全です。用量調整の推奨もありません。しかし薬の服用中は血圧、腎機能検査とカリウムレベルの定期的なモニタリングが勧められます。医師へご相談ください。
【ロサルタン (ニューロタン ジェネリック)】肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがあります。医師へご相談下さい。また肝疾患が重度である場合は、推奨されません。
ロサルタン(ニューロタン ジェネリック)
使用方法
ロサルタン(ニューロタン ジェネリック)は、高血圧症の治療に使用されます。
効能・効果
ロサルタン(ニューロタン ジェネリック)はアンギオテンシン受容体遮断薬(ARB)です。通常血管をより緊密にする化学物質の作用を遮断することによって血管を弛緩させる作用があります。それにより血圧を下げ、心臓から血液をより多く円滑にさまざまな器官に、効率良く送りだせるといった効果があります。
一般的な副作用
めまい、背中の痛み、恥骨炎、血液中のカリウム濃度の上昇などが報告されています。
よくある質問
Q. ロサルタン (ニューロタン ジェネリック)は血液希釈剤ですか?
いいえ、ロサルタン(ニューロタン ジェネリック)は、アンギオテンシンII受容体アンタゴニストと呼ばれる種類のお薬です。血管を締め付ける特定の天然物質の作用を阻害することで、血流をよりスムーズにし、心臓が効率的に働くようにします。
Q. ロサルタン (ニューロタン ジェネリック)は安全ですか?
ロサルタン(ニューロタン ジェネリック)は、医師の指示に従い、規定の投与量で使用する限り安全です。
Q. ロサルタン (ニューロタン ジェネリック)はロサルタン (ニューロタン ジェネリック)カリウムと同じですか?
はい。ロサルタン(ニューロタン ジェネリック)は、ロサルタン(ニューロタン ジェネリック)カリウム錠として市販されています。
Q. ロサルタン (ニューロタン ジェネリック)はジェネリック薬ですか?
はい。ジェネリック医薬品です。
Q. ロサルタン (ニューロタン ジェネリック)は水薬ですか?
いいえ、それはアンギオテンシンII受容体アンタゴニストと呼ばれる種類のお薬です。
Q. ロサルタン (ニューロタン ジェネリック)はグルテンフリーですか?
はい。ロサルタン(ニューロタン ジェネリック)はグルテンフリーです。ただし、各添加物については使用前に商品の添付文書にてご確認下さい。
Q. ロサルタン (ニューロタン ジェネリック)は、便秘、排尿困難、眠気、頭痛、かゆみ、咳や心拍数の低下を引き起こしますか?
ロサルタン(ニューロタン ジェネリック)は頭痛や眠気を引き起こします。便秘や排尿困難、かゆみ、咳、心拍数の低下は報告されていません。副作用の可能性については医師へご確認下さい。
基本情報
ロサルタンは血圧を上げる原因となる物質「アンジオテンシンⅡ」の生成を抑え、これにより血管が広がり、水分や電解質が調整され結果として血圧が下がります。血圧を適度なレベルに保つことで、将来の病気を防ぐことにつながります。新しいタイプの降圧薬でARBと呼ばれ持続性があり、長期使用に向いています。
高血圧は、血圧が正常範囲を超えて高い状態が続くことです。誰しも、興奮したり運動するなどした際に一時的に血圧が上昇することはあります。しかし、正常であればその後は正常値範囲内に戻るのが普通です。しかしながら、高血圧の人の場合は平常時に血圧が正常範囲を超えている状態を維持しています。
なぜ高血圧が問題なのでしょうか。それは、高血圧が脳卒中、心疾患、腎不全などの重大な病気の発症リスクを高めるためです。高血圧の原因はいくつかあります。ひとつは原因がわかっていない本態性高血圧です。もうひとつは、ホルモン異常などに起因する二次性高血圧です。
用法・用量
※医師に指示された用法および用量に従って下さい。※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。
ロサルタン錠の用量は、症状や他の薬の服用状況に応じて医師が適量を決定します。血圧のコントロールを維持するため、ロサルタン錠は、医師に処方された期間服用を継続することが大切です。
【成人の高血圧患者】 初回投与量として、通常1回50mgを1日1回服用します。通常、服用開始後3~6週間で最大の血圧低下作用が見られます。患者によっては、その後用量が1回100mgを1日1回の服用へ増量されることがあります。ロサルタン錠の作用が強すぎるもしくは弱すぎると感じた場合は、医師もしくは薬剤師に相談して下さい。
【小児および青年への使用】 6歳未満の子供:ロサルタン錠は、この年齢層の患者には効果があることが示されていないため、6歳未満の小児への使用は推奨されません。
6~18歳の子供:体重20~50kgの範囲である場合、初回投与量として体重1kgあたり1回0.7mgを1日1回(最大25mg)服用することが推奨されています。血圧がコントロールされない場合、医師が用量を増量することがあります。子供には、他の形態の薬がより適している場合があります。医師や薬剤師までご確認下さい。
【高血圧および2型糖尿病を患う患者】 初回投与量として、通常1回50mgを1日1回服用します。血圧の反応状況により、その後用量が1回100mgを1日1回の服用へ増量されることがあります。
ロサルタン錠は、別の血圧降下薬(利尿薬やカルシウムチャネル遮断薬、アルファもしくはベータ遮断薬、中枢神経系刺激剤など)やインスリン、その他一般的な血糖降下薬(スルホニル尿素やグリタゾン、グルコシダーゼ阻害薬など)と組み合わせて投与されることがあります。
【成人の心不全患者】 初回投与量として、通常1回12.5mgを1日1回服用します。一般的に用量は1週間毎に、医師が決定した維持用量に到達するまで段階的に増量されます。(例:1週目は1日12.5mg、2週目は1日25mg、3週目は1日50mg、4週目は1日100mg、5週目は1日150mg)最大用量として、1回150mgを1日1回の服用が指示されることがあります。
心不全を治療する場合、ロサルタン錠は通常他の利尿薬(腎臓をを通って出る水分量を増加させる薬)および/もしくはジギタリス(心臓の強化や、機能を効率化を助ける薬)および/もしくはベータ遮断薬と組み合わせて使用されます。
【特定の患者における用量調節】 高用量の利尿薬を服用している、肝障害がある、75歳を超えるなど、特定の条件に該当する患者には、低用量が処方されることがあります。重度の肝障害患者には、ロサルタン錠の使用は推奨されません。
【用法】 錠剤は、グラス1杯の水と一緒に服用して下さい。ロサルタン錠は、できるかぎり毎日同じ時間に服用して下さい。ロサルタン錠は、医師の指示があるまで服用を継続することが大切です。
【過量服用した場合】 直ちに医師に連絡して下さい。過量服用の症状には、低血圧や心拍の増加、心拍の低下があります。
【服用を忘れた場合】 服用を忘れた場合は、次の予定時間より服用を再開して下さい。忘れた用量を補うために倍量服用してはいけません。
【服用を中止する場合】 症状の改善が見られても、医師への相談無しに服用を中止してはいけません。
警告
薬が効きすぎて、めまいや立ちくらみが起こる場合があるので注意すること。心臓、腎臓や肝臓の悪い人など持病のある人は医師と相談すること。本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。リファンピシンは、血中濃度及びロサルタンの影響を低減することができる。投与中に肝臓の状態を把握するために肝機能検査を定期的に受けてください。
禁忌
妊娠している人への投与は禁忌です。
慎重投与
次の症状に該当する場合には慎重に投与をおこなって下さい。
- 腎動脈狭窄など虚血性腎臓病のある患者
- 高カリウム血症
- 重い腎臓病
- 肝臓病
- 脳卒中の既往歴
- 血液透析中または減塩療法中
- 手術前
- 75歳以上の高齢の患者
相互作用
ロサルタンは血液中のカリウムの量を増加させますので次のお薬との併用を避けるようにしてください。
- 非ステロイド性抗炎症薬(NSAID):インドメタシン、ジクロフェナク、イブプロフェン
- カリウム保持性利尿薬:スピロノラクトン、トリアムテレン、アミロライド
- カリウムサプリメント
ロサルタンはリチウムの血中濃度を増加させるので、もしロサルタンとリチウムを併用する場合には次のような症状が出る場合があります。食欲の損失、下痢、嘔吐、視力障害、筋力の低下、眠気、振戦、けいれん
非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)(インドメタシン、ジクロフェナク、イブプロフェンなど)はロサルタンの血圧低下効果を弱め、腎臓に対する副作用のリスクを高める場合があります。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊婦や授乳中の方には使用しないでください。妊娠中にロサルタンを服用した場合は、速やかに医師に相談してください。
保存等
ロサルタンは室温で保存し、直射日光や湿気を避けて保管してください。子供の手の届かない場所に保管してください。
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